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Posted by おてもやん at

2010年07月31日

本の虫!ストラップもらいました!集英社文庫で。

 長崎書店さんにも申し訳ありませんが、長崎さん紹介の穂村弘『本当はちがうんだ日記』集英社文庫を、ジュンク堂書店で買いました。
 ジュンク堂書店は確か西日本一の店舗面積だったか、広いお店で、レジも集中レジなんです。
 1階に20台くらいレジがあって、まるでスーパーのような感じで処理されてしまいます。
 丸善ファンでしたが、もう天神にはありませんので、今はジュンク堂書店という選択肢しかありません。
 この集中レジで『本当はちがうんだ日記』を買いました。すると、レジのお姉さんが、「この本を買うと、本の虫のストラップがついてきます」と、小さい携帯ストラップが入った袋をいただきました。
 集英社文庫の「世界をめくろう。ナツイチ 2010」キャンペーンらしいですね。
 集英社文庫が全部が対象になるのか、ラインナップされた本を買えばもらえるのか、知りません。
 「本の虫」は全部で9種類あって、ツイてる人は、ブン豪「はち目漱石」をもらえるとパンフに書いてありました。
 出版社も大変とは聞きますが、大手さんはいろんな仕掛けをしているんですね。  


Posted by わくわくなひと at 19:38Comments(0)

2010年07月31日

北方謙三「望郷の道」ブームか?佐賀市で展覧会

 メーリングリストで北方謙三『望郷の道』が話題になっています。
 日経新聞連載時から反響があった小説で、北方謙三が曾祖父母をモデルに、自らのルーツを辿った長編小説です。
 北方氏の先祖は、佐賀の製菓王(新高製菓)だったらしく、佐賀市立図書館で、小説に合わせて、新高製菓の貴重な写真、小説の舞台となった富士町の懐かしい写真、台湾の古地図などが来年3月まで展示されているということです。
 メーリングリストで「実に良い小説でした」と複数の人が書いており、読みたくなり、ついジュンク堂書店で買い求めてしまいました。
 そう言えば、佐賀はキャラメル王国ですよね。森永製菓、江崎グリコ、新高製菓と、3つのキャラメルの発祥の地なんですよね。

 展示内容は、「製菓王 森平太郎の生涯」「望郷の道」方言秘話、「キャラメル王国、佐賀」、「北方謙三氏からのメッセージ」、新高製菓著「菓子店経営の繁盛秘訣」など盛りだくさん。

 今度、佐賀に行った時、立ち寄るか、長崎に行った時に途中下車するかして、展覧会にも行きたいですね。  


Posted by わくわくなひと at 19:14Comments(2)

2010年07月31日

昭和初期の人は洋服を着ていた?

 今日、31日付けの西日本新聞に直木賞受賞作『小さいおうち』の作家、中島京子さんのインタビュー記事が載っていました。
 まだ買ったばかりで読んでいませんが、昭和のモダンな人と暮らしを描いた小説ということです。
 西日本新聞の記事でびっくりしたことがありました。
 西川さんが驚愕したという内容に、私も「そうかも知れない。それもありかな」と思いました。

 二十歳くらいのきれいなお嬢さんがリポーターとしてやってきて、
「このころ(昭和初期)の人って、洋服とか、もう着てたんですね~、すご~い!」


 七十年前の話となると、すっかり歴史になるんですね。
 私の父母が子どもの時代が七十年前だから、私は親の話や写真を見て知っていました。
 このリポーターさんは核家族なんでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃんの小さい頃の写真を見る機会がなかったのかも知れません。
 私の父母の写真を見ると、和服を着ている時もあれば洋服を着ている時もありましたね。この頃は、特に東京と地方の格差は大きく、昭和初期の子どもたちが主人公である「二十四の瞳」という映画を観ると、子どもは着物、学校の先生は洋服を着ています。
 私にとっては少し昔の話と思っていましたが、若い人にとっては私の思う明治のイメージが昭和初期のイメージなんでしょうか?  


Posted by わくわくなひと at 18:51Comments(0)

2010年07月31日

INCEPTIONという映画。難解だけど中身がありそう?

 ユナイテッドシネマは会員になれば金曜日は、1,000円で映画を見ることができます。
 そんなことは知りませんでしたが、昨日、窓口でそう言われましたので会員になりました。
 ビールを二杯飲んでいましたが、渡辺謙やディカプリオが出ている「INCEPTION」という映画を観ました。
 ライバル会社の社長の夢の中に入り込んで、潜在意識に「会社を潰す」という情報を植え込むというストーリーです。植え込むというようなことが、INCEPTIONだそうです。
 確かに意識は浅いものから深いものまで何層か連なって構成されている。ニーズも言葉として表現される浅いものから、その発言の背後にある潜在したニーズがあるというふうに理解しています。
 今はそれを読み取るという仕事はありますが、直接、その意識の中に入っていってアクションが展開されるというのが、この映画です。
 夢がそうであるように、浮かんだことに制約はないようです。写真のようにパリの街が途中から90度、直角に壁のようなっていることも、夢の中ではリアルとして認識されます。
 何がリアルか分からない。今、福岡にいますが、実は夢かも知れない。ある日、ぱっと目覚めたら、学校に遅れそうな時間だった。そんなことも、まさかありはしないかと思わせる映画です。
 渡辺謙は試写を観た夜、悪夢にうなされて、深夜に飛び起きたそうです。
 いくつもの要素が盛り込まれ、幾重にも伏線が張り巡らされているということですので、この映画は何度も観ると、もっといろんなことが分かりそう気がします。  


Posted by わくわくなひと at 18:19Comments(0)

2010年07月28日

『マネジメント』はエッセンシャル版ではない方が理解しやすい

 熊本でのドラッカー読書会も少しずつではありますが、参加者が増えてきました。
昨日は7人の参加でした。
 テーマは、『マネジメント 課題、責任、実践 上』の4章から7章を読んで気になるところに線を引き、持ち寄って、感想を語り合うことです。
 読書会に参加して改めて思ったことは、企業経営にとって、大事なことは、目的とミッションを問い続けることだなと思いました。
 立派な答えは簡単に見つかりません。それよりも、数ヶ月前、『もしドラ』の岩崎夏美さんが福岡での講演会での質問に答えていたように「問い続けることに意味がある」と、改めて思いました。内容は忘れましたが、質問者はAがいいのかBがいいのか二者択一を迫るものでした。それに対し、岩崎さんの回答は、それを、あなた自身が問い続けて自分で見つけていきなさいというようなことを言われました。さすがというか、目から鱗でしたね。
 本屋さんに行くと、ベストセラーの『もしドラ』の横にドラッカー『マネジメント エッセンシャル版』が置いてあります。岩崎さんはエッセンシャル版もお読みでしょうが、エッセンシャル版でない方もたぶんお読みだと思います。エッセンシャル版でない方が例えばシアーズ物語など事例が豊富で、実は理解しやすいと思っています。

「・・・正解は頭のよさやひらめきによって得られるものではないということである。・・・正解が得られるのは、正しい問いによってである。その正しい問いを得るのは、企業とは何か、われわれの事業は何かを知るための営々たる努力によってのみである。」(69p)

 具体的には、「われわれの事業は何か」「顧客は誰か」「顧客にとっての価値は何か」「われわれの事業は何になるか」「われわれの事業は何であるべきか」を問い続けることだと思いました。

「われわれの事業は何か」を真剣に問うべきは、むしろ成功しているときである。(111p)

マネジメントたる者は、当初目標としていたものが達成されたときこそ、「われわれの事業は何か」を問わなければならない。それがマネジメントの責任というものである。この責任を無視するならば転落あるのみである。(112p)

 だから、問い続けなければならないのだと思います。

 販売とマーケティングの違いについても、ドラッカーは明確に書いており、それを実践していくのが私の会社の使命ではないかと思っています。

マネジメントとは、市場を見つけるだけでなく、自ら市場を創造すべき存在である。(70p)

企業の目的の定義は一つしかない。それは顧客の創造である。(73p)

真のマーケティングは、シアーズが顧客の人口構造、顧客の現実、顧客のニーズ、顧客の価値からスタートしたように、顧客からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を考える。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が見つけようとし、価値ありとし、必要としている満足はこれである」という。実のところ、販売とマーケティングは逆である。同じ意味ではなないことはもちろん、補い合う部分さえない。
 ・・・マーケティングの理想は販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ、自ら売れるようにすることである。理想は、すぐにでも買いたくなるようにすることである。・・・(78p)

今日のシアーズは、アメリカ初のマーケティング中心のメーカーになったとさえいってよい。・・・すなわちトータル・マーケティングを実践している。シアーズは、販売努力よりも、この仕入れ先の育成に力を入れたマーケティング戦略によって売上げを伸ばし、収益を伸ばしてきた。(66p)


 私が思うに、今はマーケティング活動が専門的になりすぎて、商品開発、リサーチ、広告、販促など機能によって余りにも分割されていると思います。
 マーケティングの一分野しか担当しない専門家では、マネジメントは理解も経験もできないし、成果の上がるマーケティングはできないと思うようになりました。
  


Posted by わくわくなひと at 14:08Comments(0)

2010年07月27日

しおクッキー、パウンドケーキが売り切れ/TSUTAYA琴平店

 TSUTAYA琴平店に行ってきました。
 この店のレジ近くに行くと、何やらお菓子を売っている棚があります。
 この棚はライン工房さん専用のお菓子コーナーです。
 売れてます。静かなブームを呼ぶ「しおクッキー」は売り切れ。生地がずっしり詰まった「パウンドケーキ」も1個しか残っていません(私が買いましたので、これも売り切れです)。全粒粉クッキーは、まだありました。
 見た瞬間から商品力があると思っていましたので、「やはりそうか!」と思いました。
 以下の特徴があるライン工房さんのお菓子です。熊本市内のほとんどのTSUTAYAのレジ横に専用コーナーがあると思いますので、一度、ご賞味してください。

■小麦粉に自然海塩をまぶした手づくりしおクッキー
◍生地に熊本県産減無農薬小麦粉を使用。これにフランスブルターニュ産のミネラル豊富な自然海塩をまぶし、一つ一つていねいに手づくりしたバタークッキーです。
 このような特徴をもった、しおクッキー なので、
お口の中で、あっさりとした塩味とミネラルの旨み、ほんのりとした甘みのハーモニーが楽しめます。

■うまさずっしりパウンドケーキ
◍県産無農薬全粒粉と薄力粉をほどよくブレンドし、独自製法の湯煎バターでといた生地がぎっしりつまった、1本が380グラム程度と生地がぎっしり詰まった手づくりパウンドケーキです。多種多彩な9種類の中から選べます。
 このような特徴をもった、パウンドケーキ なので、
うまさがずっしり詰まった食べ応え感を楽しむことができます。

■ほのかな甘さと食べやすさが自慢の全粒粉クッキー
◍生地は熊本県産無農薬全粒粉を100%使用。独特の薄さと全粒粉の香ばしさを生かすために、あっさりした甘さの種子島産きざら糖をアレンジして、一つ一つていねいに手づくりしたクッキーです。
 このような特徴をもった、全粒粉クッキー なので、
食べやすく、体にやさしく、安心して、あっさりとした甘みと味わいとぱりっとした触感を楽しむことができます。
  


Posted by わくわくなひと at 13:25Comments(0)

2010年07月26日

夢中で時間が止まる!フロー体験をしたことがありますか?

M.チクセントミハイ『フロー体験 喜びの現象学』世界思想社(2009年9月20日第10刷、1996年8月20日第1刷)。
数ヶ月前に読んだ本です。読みながら「へぇー、そうなんだ」と何度も思い、非常に面白かったことを覚えています。しかし、何が書いてあったか覚えていなかったので、パラッパラッとめくりました。
 フロー体験。ちょっと怪しげな感じもします。しかし、チクセントミハイはシカゴ大学心理学科教授。今のアメリカで最も注目される心理学者が書いた本なんです。
フロー体験をしたことがありますか?
 どんな体験かというと、「達成する能力を必要とする明確な課題に注意を集中している時、人は最高の気分を味わう」。そんな体験です。
 人にはもともとそんな最高な気分を味わう能力が備わっているようです。
 私は数多く経験していますが、例えば、こんな感じでした。

■小学生の時、ピッチャーをしていた時
・相手チームの3番と4番の打者に連続ヒットを打たれましたが、後続を討ち取って無得点に抑えました。試合後半になって、再び3番と4番打者と対峙することになりました。次は打たれまいと思い、一言で言えば夢中。相手打者とキャッチャーのミットしか見えません。私の体とキャッチャーの間の空間を、自分で言うのは何ですが、すごい早いボールが走っていく。打者のバットが空を切り、キャッチャーのミットがバスンという音がします。空振り三球三振。4番打者も空振りでツーストライク。三球目は外角ぎりぎりにボールが走っていきました。さすが4番、バットに当たりましたが、キャッチャーフライでした。
これが準決勝でしたが、決勝は楽しみながら優勝旗を手にしました。

 この時の感覚がフロー体験だと思います。

■25メートルプールで
・同じく小学5年生の時、25メートルを自由形で泳いでいて、いきなり2秒以上も記録が伸びた時がありました。泳いでいて、急に早く泳ぐ方法が分かったのです。自分の手を思い切り、自分のへそのあたりまでかく。この気付いた瞬間がスローモーションのように今でも覚えています。もちろん、その時は今のような夏休みで朝から泳いで、再び夕方に泳ぐ生活をしていました。今では信じられませんが、この時の経験のおかげで高校生の時、別に水泳部ではありませんでしたが、50メートル31秒台で泳げました。水泳部は30秒を切るでしょうけど。

■チームワークのスポーツでも
・中学生の時、バレーボールで新人戦と中体連で優勝しました。こんな時も、フロー体験が訪れるのは不思議と準決勝ですね。コートに入っている全員がとりつかれたように、レシーブしたり、アタックしたり、サーブしたりして、いつの間にか勝っているのです。嬉しいとか楽しいとかいうのではなく、半分、スローモーションのような世界、時間の感覚のない世界で、それが過ぎたら、嬉しいこと、喜ばしいことが起こっているのです。それ以来、優勝するチームとそうでないチームの見分けができるようになりました。

 「あの人は仕事を楽しんでいる人だ」と何度か言われたことがあります。いろんなことに楽しみを見つけることが自分の性格だと思っています。それもこれも、チクセントミハイを読むと、フロー体験をしてきたからではと思うようになりました。

 チクセントミハイは、この感覚のことをずっと研究し、一冊の本にまとめました。ちょっと難しい文章ですが、人の体験や心理について、すごいことが書いてあります。
 線をいっぱい引いていて、まとめるのがつらくなりしたので、以下の文章だけ書いておきます。

「最良の瞬間は普通、困難ではあるが価値のある何かを達成しようとする自発的努力の過程で、身体と精神を限界にまで働かせ切っている時に生じる。」
「意識が統制されている人を特徴づけるのは、思うままに注意を集中させる能力であり、気を散らすものに心を留めないこと、目標を達成するため注意を集中すること、目標達成の後まで注意を持ち越さないことである。これができる人は、日常生活の一般的な過程を楽しんでいるのが普通である。」
「人は現実に「外」で起こっていることとは無関係に、ただ意識の内容を変えるだけで自分を幸福にも惨めにもできる。パーソナリティの力だけで、絶望的な状況を克服すべき挑戦対象に変えることのできる人々をだれもが知っている。障害や妨害にもかかわらず頑張り続けるというこの能力こそ、まさにその人に対し他者が尊敬の念を抱く最も大きな特質である。」

  


Posted by わくわくなひと at 20:50Comments(0)

2010年07月25日

涼を呼ぶ、手作り品を紹介!はーとアラウンドPRESS

 「はーとアラウンド」は、障がいのある方がつくられた製品の魅力を再発見し、その品質のよさと、製品の与えるパワーをPRする、販売促進事業(熊本市授産施設等製品販売促進事業)を行っています。

 この事業の一環として、季刊ニューズレター「はーとアランウドPRESS#1 2010Summer」を発行しました。

 今回のレターテーマは、「涼を呼ぶ、夏の手作り」。

 糖度12度以上のみかんだけを搾った濃厚ジュース「旨果搾り」
 マイルドな泡立ちと、洗い上がりの肌がしっとりとすると評判の「ハーブ石けん」
 夏の涼しさを演出する八代産の畳
 良質の材料に徹底的にこだわった「さーたーあんだぎー」
 ブリュターニュ産自然海塩の食感と風味が魅力の「しおクッキー」
 卵を使わず固めてあり豆腐の風味が効いた「とうふプリン」
 -など涼を呼ぶ製品の魅力を紹介!


 愛情がたっぷり詰まった手作りメニューが楽しめる「障がい者worksカフェ」も紹介しました。

 オーダー後に豆を挽くコーヒーと、味にこだわったパンを楽しめる「カフェレストラン JOINUS COFFEE」(熊本市兎谷2-3-20)
 自家製の野菜や十五穀米入りのパン、ていねいに煮込んだカレーが自慢の「自立の店 ひまわり パン工房・カフェ」(熊本市新町1-3-8 YMCAフリースペース内)


 製品だけでなく、障がい者支援を行う事業所で働く“キラリ人”も紹介しています。

 “歌って踊れる世界一の豆腐屋さん”を目指している人、話題の「しおクッキー」を開発した人・・・。

 読み物としても楽しめますよ。

 限定1,000部発行。

 問い合わせは、はーとアラウンドくまもと事務局(月~金、9時~18時)℡096-288-2753へ。  


Posted by わくわくなひと at 13:13Comments(0)

2010年07月24日

今日16時30分!交通センターに「くまもん」登場か?

 今日、午前10時から午後5時まで。熊本交通センター・センターコートで、「ハートアラウンドくまもと 夏祭り」を開催しています。

 10時40分:親子で楽しめるキッズダンス、11時00分:子どもに大人気!春ちゃんのバルーンアートで、朝もはよから賑わってます。
 ステージの横では、障がいのある方々が愛情込めて作られたお菓子や食品、雑貨など、“よかもん”、“うまかもん”が、あなたのご来場をお待ちしています。
 午後はこの後13時00分:清らかな調べの尚絅高校マンドリンクラブ演奏、14時40分:コロッケもびっくり!マー坊ものまねショー、15時00分:お待ちかね!玄海竜二ステージがあり、祭りは最高潮に向かう予定です。

 私はこの祭りの関係者ですが、知りませんでした。ステージの看板にしれっと、16時30分「くまもん」と書いてあるじゃないですか。 
 「くまもん」って脚本家の小山薫堂さんが提案された“くまもとサプライズ”のキャラクターですよね。
 たぶん!全国のいろんなところに突然出没してみんなを驚かせている、あの着ぐるみのことです。
 玄海竜二のステージも見応えあるし、「くまもん」を見にきませんか。
  


Posted by わくわくなひと at 12:46Comments(0)

2010年07月23日

おやじギャグ!心にしみる梅ぇ味

 同僚が大阪のノーベル製菓の「男梅キャンデー」を買ってきました。
 梅のキャンデーはありそうで、今までありましたっけ。
 「1粒に梅1つ分の梅果汁入り」。
 なかなかユニークで売り込みの効く主張(USP)です。
 「手塩にかけた
  心にしみる梅ぇ味」

 おやじギャグですね!
 大阪っていう感じでしょうか。
 何かおもしろみのある商品ですね。
 味もオヤジにはうけそうです。
 渋い、梅の味が満喫できます。
 
 なぜだか和歌山の梅、チョーヤさんもそうです。
 大阪、和歌山あたりは、梅関連の商品に強そうですね。  


Posted by わくわくなひと at 16:05Comments(2)

2010年07月23日

アニメ監督・宮崎駿「iPad批判」

またまた私が参加しているメーリングリストねたです。

 「千と千尋」でアカデミー賞を受けたこともあるアニメーション監督・宮崎駿さんが歯に衣着せない「iPad批判」をして物議を醸しているそうです。
 宮崎さんは雑誌のインタビューで「iPadに何の関心も感動も持てない。人がそれを触っている様は気色悪いだけで嫌悪すら感じる。」「その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね」「本当に大切なものは、iナントカじゃ手に入らないんです」と言いたか放題らしいです。
 私もまだiPadは買っていませんが、持っている人の得意げな顔つきに少し気持ち悪さを覚えていることは事実です。年取ったかなぁ!
 アニメの大御所・宮崎さんもですが、文壇?ジャーナリスト?の大御所・柳田邦夫さんも『壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別』新潮文庫で、最近の構造的で巨大な人々の変化を批判しています。
大御所にも危機感を抱かせるほど、ネットによる人々の意識と行動の変化が凄まじいということかも知れません。
 日本は少子高齢化という人口構造の巨大な変化に、ネットがもたらすライフスタイルや消費者行動の変化の波にさらされています。熊本では、これに九州新幹線全通というファクターがもう一つ加わります。
 明日は今日の延長ではないという恐怖感!それが現実のものとなってきました。
 戦後、先輩たちが築いてきた既得権益を含む社会構造や上下関係が大きく変化しそうな予感がしています。
  


Posted by わくわくなひと at 11:46Comments(2)

2010年07月22日

限られた状況の中での意思決定の難しさ/レイテ沖海戦

 小柳冨次『レイテ沖海戦』アテネ文庫(昭和25年2月15日初版)を読みました。
 読後感は組織に対し責任を自覚せざるを得ない立場と、そうでない立場とずいぶん違うかなと思いました。
 レイテ海戦については、戦後、ずいぶん話題となり、いろんな議論がありました。
主な論点は筆者が書いている通りです。
「(栗田艦隊は)米航空母艦との会敵において、何故に中途半端に追撃を中止せしや、またレイテ湾を目前にひかへ、何故に突入を断念せしや」。
 つまり、栗田艦隊はレイテ湾の間近で偶然にもアメリカの空母部隊に遭遇。敵空母の一部を撃沈しますが、何で中途半端に追撃をやめたのか?また、レイテ湾の近くまで行きながら、本来の目標である湾内の敵輸送船団撃滅を断念したのか?ということです。
 今から、20年くらい前までは、「およそ戦闘の研究において、両軍の真相判明した後、第三者的立場より客観的にこれを批判する」ような論調が主流でした。このことは筆者も言うように「容易であるが、それはややもすれば結果論に陥り易い。」と思います。
 それよりも、次の一文は事の大小の違いはあるが、経営者も同じだと思いました。
「戦場において終始危険に暴露し、不完全なる情報にもとづき、複雑煩多なる大小の戦務を裁きながら、千変萬化する戦況に即応して転瞬の間に判断処置の正鵠を期することは難中の難とするところである。」
 ここのところは、いつの時代であっても、突きつけられるものは同じです。ただ、最近は言い訳を恥とする気風が薄れ、責任逃れをするリーダーが増えてきたと言われているのが気がかりですね。
  


Posted by わくわくなひと at 12:21Comments(0)

2010年07月21日

手仕事は一面に心の仕事!24日熊本交通センターで夏祭り

手仕事の美を発見した柳宗悦さんの言葉です。

「機械では生まれないものが数々ある」「機械は世界のものを共通にしてしまう傾きがある」「人間が機械に使われてしまうためか、働く人からとかく悦びを奪ってしまいます。」
「・・・どうしても手仕事を守られねばなりません。その優れた点は多くの民族的な特色が濃く現れてくることと、品物が手堅く親切に作られることであります。そこには自由と責任とが保たれます、そのため仕事に悦びが伴ったり、また新しいものを創る力が現れたりします。それ故手仕事を最も人間的な仕事と見てよいでありましょう。ここにその最も大きな特性があると思われます。仮にこういう人間的な働きがなくなったら、この世に美しいものは、どんなに少なくなって来るでありましょう。」
「手はただ動くのではなく、いつも奥に心が控えていて、これがものを創らせたり、働きに悦びを与えたり、また道徳を守らせたりするのであります。そうしてこれこそは品物に美しい性質を与える原因であると思われます。それ故手仕事は一面に心の仕事だと申してもよいでありましょう。」

 便利さや易きに流れず、たまには物事の本質に触れるような手作りの品を見に来ませんか!
 7月24日(土)、午前10時から午後5時まで。熊本交通センター・センターコート、「ハートアラウンドくまもと 夏祭り」を開催します。
 夏祭りでは、障がいのある方々が愛情込めて作られたお菓子や食品、雑貨など、“よかもん”、“うまかもん”が、あなたのご来場をお待ちしています

 10時40分:親子で楽しめるキッズダンス、11時00分:子どもに大人気!春ちゃんのバルーンアート、13時00分:清らかな調べの尚絅高校マンドリンクラブ演奏、14時40分:コロッケもびっくり!マー坊ものまねショー、15時00分:お待ちかね!玄海竜二ステージ・・・。
 司会は、熊本ブログおてもやんでお馴染みの中華首藤、村上めぐみちゃんです。
 楽しみ満載!問い合わせは、ハートアラウンドくまもと事務局((株)博多MCH熊本調べ工房内)℡096-288-2753へ。主催は熊本市です。
  


Posted by わくわくなひと at 19:57Comments(0)

2010年07月21日

ユニクロのビジネスモデルと哲学がよく分かる本

 同僚から借りて、NHK「仕事学のすすめ」制作半・編『柳井正 わがドラッカー流経営論』NHK出版(2010年1月25日第1刷)を読みました。
私がドラッカーの勉強会にしこしこ参加したり、机や本棚にドラッカーの本を置いたり開いたりしているからでしょう。ついに同僚も書店でドラッカー本に反応するようになったようです。
 ユニクロの柳井社長はドラッカーファンで有名です。そのすごい会社をつくっていった背後にドラッカーの哲学があることを解説した本です。同僚が言うように、ユニクロの宣伝臭さも確かに漂っていますが・・・。
 柳井社長はすり切れるほど、何度も何度もドラッカーを読んだと書いてありました。確かに、ドラッカーの本は1回くらい読んだくらいでは理解したうちに入らないことは体験的に理解しています。まさに噛めば噛むほど味わえるスルメ本です。
 この本はドラッカーの言葉「企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である」(『現代の経営』)から始まります。
 柳井社長ご自身が、いろんな場面でドラッカーを繰り返し読み、自分たちで納得のいく商品を開発して、それを広報し店頭で売っていくというビジネスモデルを構築。そのことによって顧客を創造していったことが具体的に書いてあり、非常に勇気づけられました。
 このブログの一つの前で、マスコミのビジネスモデルの崩壊についての本について書きました。しっかりしたビジネスモデルの一つのパターンとして、商品開発、広報、販売促進というマーケティングサイクルを一つの事業体で回していくことがありそうです。まさにユニクロのビジネスモデルがそうだし、マザーハウスもそう。最近、福岡を拠点に農業革命を起こそうとされている藤井さんもそうです。私が尊敬したくなる人たちは、苦労しながら、そんなビジネスモデルを築いていっていることに、最近、気付いたばかりです。
 そして、マスコミの経営がうまくいかなくなった大きな要因は、商品開発、広報、販売促進というマーケティングサイクルをネット企業に浸食されたからだと思います。繁栄のおいしいビジネスモデル。だから、新興企業から狙われるということでしょうか。
 私も、自分で思い悩み試行錯誤してビジネスモデルを構築していきたいと思います。そんな時に、資本主義の誕生期からつい最近までを生きてきた巨人の言葉は深いものがあります。
 経験しないと分からないことはたくさんあります。勝間和代さんが解説で書いているように、『仕事をしていながら「ああ、こういうことをドラッカーは言っていたのだ」と後になって気付くこともある、気付いたときに読み返すと、自分の仕事や社会に対する理解がいっそう深まる。そう、ドラッカーの著書は、後から効いてくることが多いのです。』と思います。
 10年前読んだときに気付かなかったが、今ごろになって、ドラッカーがすごいことを言っていることに気付くことがよくあります。そんな時、「俺って、少し成長したかな?」と思えるところも、ドラッカーの魅力ですね。  


Posted by わくわくなひと at 15:40Comments(3)

2010年07月21日

制作から配達・放送までのビジネスモデルが崩壊~新聞・テレビ

『電子書籍の衝撃』に続いて、佐々木俊尚さんの>『2011年新聞・テレビ消滅』文春新書(2010年4月20日第8刷、2009年7月20日第1刷)を読みました。以前のブログで紹介した品川の書店で買った本です。
 内容からみて、書名は大げさですが、帯に書いてある「ビジネスモデルは崩壊した」は当たっているかと思います。
 プロローグにこう書いてあります。
『マスメディアに対して批判的なインターネットでは、これを「自業自得」と見ている人が多い。たとえば新聞は再販制度に守られてぬるま湯に浸り続け、あげくに「押し紙」などという発行部数の水増しを行って弱小新聞販売店をいじめてきた。このような自浄作用のない行為をとってきたのだから、読者に反発されて当然だ。またテレビも同様で、電波免許によって守られてきた放送局は番組制作を下請けの制作会社に放り出し、自分たちだけ高い給料をもらって何の努力もしてこなかった-。
マスメディアの傲慢なのは紛うことのない事実で、そうした「上から目線」的なマスメディアの体質に批判が集まるのも当然だろう。しかしいま起きているマスメディアの衰退は、本当にマスメディアの旧態依然とした体質が原因なのだろうか?
答えはノーだ。』

 筆者は傲慢、旧態依然とした体質に有無を言わせることなく、インターネットの普及によって、ビジネスモデルが崩壊したことを本書で説明します。
 なかでも、グーグルの及川卓也氏による「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」で業界構造を把握し、どう変化していっているかを解釈する手法は新鮮でした。
 例えば、新聞は紙面制作から印刷、流通、そして配達までがすべてひとつの新聞社もしくはグループで統合されている、垂直統合型のビジネスモデルです。これを「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」という三つの層に分けて説明しています。コンテンツは記事そのものでコンテナはそれらの記事を運ぶ容器、そしてコンベヤは容器のコンテンツを配達してくれるシステムです。
 新聞はこうなります。
 コンテンツ=新聞記事 コンテナ=新聞紙面 コンベヤ=販売店
 テレビは、
 コンテンツ=番組 コンテナ=テレビ コンベヤ=地上波、衛星放送、CATV

 この垂直統合モデルが破綻に瀕し、水辺分散モデルに移行し始めているというのが、大枠での本書の内容です。
▼新聞
 コンテンツ=新聞記事
 コンテナ=ヤフーニュース、検索エンジン、だれかのブログ、2ちゃんねる
 コンベヤ=インターネット
 これは新聞社がどう主張しようと、確かに、入り口が新聞社や新聞ではなく、別の経路をたどって新聞記事を読むのが当たり前になってきています。
 チラシに対する消費者行動も大きく変化しています。
 コンテンツ=折り込みチラシ コンテナ=新聞のすきま コンベヤ=新聞販売店
 しかし、例えば田園都市線たまプラーザ近くに住む共働きの夫婦がいたとして、夫は恵比寿の会社に勤務し、妻は新宿の会社に勤務している。そうすると、この夫婦が買い物する場所は四箇所に分散しているそうです。
①自宅のあるたまプラーザ②夫の会社のある恵比寿駅周辺③妻の会社にある新宿駅周辺④二人が山手線から田園都市線に乗り換える渋谷駅周辺
 すると、「チラシを取るためだけに月々4000円も払うのって、なんかムダじゃない?」と思う。チラシならインターネットで、いろんな地域の特売チラシが見れるので、新聞やめて、そうしようと思う人も増えてきているそうです。

▼テレビ
コンテンツ=番組
 コンテナ=テレビ、ケータイ、ゲーム機、パソコン(パソコン上のユーチューブ)
 コンベヤ=電波、ケーブルテレビ、インターネット
(テレビ局を支える三要素)
 ①番組コンテンツ②電波免許③マスメディアとしての広告効果
 情報通信法案が施行されれば、テレビ局がどう文句を言おうが、コンテンツは電波からでもインターネットからでも、あらゆる伝送路を通って自由に流通できるようになるそうです。

 つまり、この本によると、垂直統合によって成り立っていた新聞社やテレビ局のビジネスモデルが崩壊し、新聞社やテレビ局が抑えられるのは「コンテンツ」の部分だけになる。すると、これまでのような高い給与で大人数の従業員を賄えなくなるということが、この本では解説されています。
 そう著者が力説しても、「新聞・テレビの消滅」はないと思います。消滅するのは本業以外に手を出しすぎたところでしょうか。ただ、生き残る新聞社やテレビ局は、今のような巨大組織ではないという説には、そんな感じもします。
  


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2010年07月20日

バリ焼きそばは、やっぱ本場・長崎中華街ですよ!

 今日は長崎に行ってきました。
 朝、上熊本で8時15分くらいの「有明」に乗って、鳥栖で長崎行きの「かもめ」に乗り換え。
 長崎駅に着いたのは午前11時です。
 用事は午後一からでしたので、それが終わって、14時20分くらいの「かもめ」に乗車。
 また、鳥栖で「有明」に乗り換えて熊本駅着は17時20分くらい。
 2枚切符8,000円(すべて指定席)。福岡からと比べると距離もありますが、高いですね。
 ほとんど列車で過ごした一日でした。
 せっかく長崎に行きましたが、これでは残念。
 ただ、ラッキーだったのが用事が出島だったので、街がすぐ近く。
 しかも、中華街まで歩いて行ける距離でしたので、いちや報いたいと思いました。
 それが写真の中華街特性パリ焼きそばです
 値段は1200円だったか少ししますが、肉や魚介類が満載。
 そこら辺の全国チェーンのと比べて5倍は入っていると思いました。
 うまかったです。  


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2010年07月18日

大学では学べなかったドラッカーの組織論

 昨日、福岡で毎月開催されているドラッカー読書会に参加しました。
テーマは『現代の経営 下』の中の組織論についての箇所についての意見交換でした。
組織論については、不肖、大学院で学んだ経験がありますが、ドラッカーについて勉強した記憶はありません。今回の読書会でのやりとりの方が大学の講義よりもはるかに役立つ内容だったことは言うまでもありません。
 今、熊本にいて件の本は福岡に置いてきましたので、正確には書けませんが、大学での組織論は組織の機能面についての議論に費やして、本当の企業経営には生かせないという、ドラッカーの記述があったように思います。
 企業の組織を考える時は、その企業が何の目的を持って何を達成しようとしているのかをまず考えることから始まるというような記述もありました。そうだと思います。
 それと、人材育成の観点から、若い人には企業が打撃を受けない程度のレベルで、マーケティング全般と責任を負う仕事を任せた方がよいというような記述もありました。補佐とかスタッフとか業務を背負わないでよい役割ばかり与えていると、いくら頭がよくても、経営者にはなれないというくだりもありました。例えば、分かりやすい例で言えば、支店や業務全体を背負ってもらうことが若い人の一番の勉強になるということです。あまりにも経営者が口だしし過ぎる組織は、次の経営者が育たないということも書いてありました。
 私の会社のように小さい組織の話ではありませんが、連邦型の組織がドラッカーのお薦めのような感じを受けました。企業グループ全体を管轄する中心となる組織があり、その下に事業分野ごとや地域ごとに経営責任者がいる組織のことです。確かに、この方法だと人が育ちそうですね。
 ただ、若い人々の配置の仕方は、中心となる組織に配属されることもあれば、傘下の組織に配属されることもある。私は中心組織の所属とか、私は傘下組織の所属とか、固定化してしまうと、グループ全体の従業員の力を結集することができません。中心となる組織はグループ全体の意思決定を行うが、傘下の組織の意思決定は傘下の組織の責任者に任せる(ここが経営者育成の大事なところだそうです)。いちいち中心組織に意思決定を仰ぐような参加組織の責任者は、経営者としての資質が問われるというものです。
 ドラッカーの本には、こんな逸話も載っていました。
中央組織の優秀な社長秘書などが次世代の経営者として目されていたが、傘下組織の責任者になった時に意思決定がほとんどできず、まともな経営ができなかった。期待も何もされていなかった傘下組織出身の従業員が参加組織で実績を上げており、中央組織の経営者にしたら業績が好転したというものです。
頭や机上の空論ではなく、経営で大事なことは経験と実践。それと、上下関係ではなく同じ組織やグループの一員という統一感をつくることが、生き残りには大事なことだと改めて思いました。
  


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2010年07月18日

福岡市長選!早くもツイッターで空中戦

 福岡市長選挙は、この秋でしょうか?
 現職の吉田市長に、前佐賀市長の木下さんも出馬すると、西日本新聞に書いてありました。
 個人的な思いは、人種のるつぼの福岡市民ですから、前佐賀市長が出馬し挑戦されることは大いにけっこうだと思います。
 福岡も、佐賀も、熊本もない。みんな福岡市内という同じ空の下で悲喜交々暮らしています。博多、福岡の人はお客さん好きの人が多く、オープンなところを売りしています。福岡弁が中心ですが、北九州弁、佐賀弁、熊本弁など、通りすがりで、いろんな言葉を聞きます。
 雰囲気的には、福岡人、佐賀人、熊本人というよりも、九州人というアイデンティティが醸成されてきているような感じがしています。九州新幹線が全通すると、この雰囲気は多少なりとも熊本や鹿児島へと広がっていくと私は感じています。
 でも!しか!やはり!と言いますか、とうとう出てきました!
 宴会の席での一つの話題です。正確には知りませんが、福岡市民ではない福岡県民の方が、「福岡とゆかりのない前佐賀市長が何で出馬するんだ」という内容をツイッターで流されているそうです。本当、つぶやきレベルだと、そんなんでしょうね。私はこういう考えは支持しませんが、こういう考えとぶつかりあいながら、九州は一つという九州人のアイデンティティが確立されていくのだろうと思いました。
 そう言えば、どちらかというと閉鎖的と言われる熊本県民は、佐賀県出身の潮谷さんを知事として選択した経験がありますよね。  


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2010年07月17日

たぶん自分1人しか買わない本

 昨日は7時からビヤホールで宴会でした。
 福岡の事務所を少し早く出たので、近くの古本屋さんで時間をつぶすことにしました。
 そこで目に止まったのが、アテネ文庫の「レイテ沖海戦」です。
 アテネ文庫というのも初めて目にしました。
 小柳冨次というレイテ海戦を参謀長として経験した人が著者です。
 昭和25年2月15日初版発行。東京・神田の弘文堂の版元です。

 アテネ文庫の特色は帯に書いてありました。
 1 戦後最も早く発刊され、三年間で既に150冊を越(ママ:超)している
 2 新たに書き下されたものを原則とすること
 3 画期的企画として、各部門の辞典を加えたこと
 4 80頁以内に限定し、30圓均一であること

 古本屋さんの売価は、さすがに30圓ではなく、250円でした。

 この本を見て、大学時代の最初の西洋近代史の講義がレイテ海戦の講義だったことを思い出しました。
 私はサボって、この講義には出ていませんでしたが、「面白かった!歴史とは何か語るために、西洋近代史専攻の中井先生がレイテの話をしてくれた」と友だちから聞きました。
 実は私は、レイテ海戦についての本や冊子は20冊くらいは読んでいます。
 つまり、アメリカ人を含めていろんな人がレイテについての本を書いていますが、当時の参謀長がどう書いているのか興味があります。
 わずか62ページ。紙質もよくないし、印字も薄くクリアではありません。すべて旧字体で難しい文字が並んでいます。
 買おうか買うまいか、少し悩みましたが、「今、自分が買わなかったら、この本は古本屋さんの本棚や床にごみをかぶって永遠にだれも読まないかも」と思って買うことにしました。
 そんな本の買い方ってあるんですね。後から思うと、自分としては変な購買行動でした。
  


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2010年07月17日

うまいコピー“かごしま一直線”“福岡から一直線!”

 今日、17日付け西日本新聞の西日本新聞旅行の全面広告を見ました。

 かごしま一直線
 2011年 春 九州新幹線全線開業

 福岡から一直線!
 福岡から、鹿児島へ。

 うまいコピーだと思いました。
 一気に鹿児島に行けるぞ!という気分になってきます。

 これに相当する熊本のコピーはどんなものか確認したくなりました。

 ところで、新大阪-鹿児島中央間で直通運転される「さくら」を「我が駅に止めてくれ」と陳情が相次いでいるようですね。
 サッカーJ2のサガン鳥栖の運営会社が「新鳥栖駅に止めてくれ」とJRに陳情したことが、同じ西日本新聞の経済面に載っていました。
 「新鳥栖駅」は当確と思っていましたが、そうでもないんですね。
 それにしても、博多駅と熊本駅の間の新幹線駅は、非常に多いですね。上から新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田、玉名の各駅です。平均すると20キロ以下の距離で新幹線が止まる駅があります。
 「今日はゆっくり食事しながら熊本へ」という気分の時は、いいかなと思いますが、あんまり止まる駅が多いと、正直いやだなと思います。
  


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