2010年07月17日
たぶん自分1人しか買わない本

福岡の事務所を少し早く出たので、近くの古本屋さんで時間をつぶすことにしました。
そこで目に止まったのが、アテネ文庫の「レイテ沖海戦」です。
アテネ文庫というのも初めて目にしました。
小柳冨次というレイテ海戦を参謀長として経験した人が著者です。
昭和25年2月15日初版発行。東京・神田の弘文堂の版元です。
アテネ文庫の特色は帯に書いてありました。
1 戦後最も早く発刊され、三年間で既に150冊を越(ママ:超)している
2 新たに書き下されたものを原則とすること
3 画期的企画として、各部門の辞典を加えたこと
4 80頁以内に限定し、30圓均一であること
古本屋さんの売価は、さすがに30圓ではなく、250円でした。
この本を見て、大学時代の最初の西洋近代史の講義がレイテ海戦の講義だったことを思い出しました。
私はサボって、この講義には出ていませんでしたが、「面白かった!歴史とは何か語るために、西洋近代史専攻の中井先生がレイテの話をしてくれた」と友だちから聞きました。
実は私は、レイテ海戦についての本や冊子は20冊くらいは読んでいます。
つまり、アメリカ人を含めていろんな人がレイテについての本を書いていますが、当時の参謀長がどう書いているのか興味があります。
わずか62ページ。紙質もよくないし、印字も薄くクリアではありません。すべて旧字体で難しい文字が並んでいます。
買おうか買うまいか、少し悩みましたが、「今、自分が買わなかったら、この本は古本屋さんの本棚や床にごみをかぶって永遠にだれも読まないかも」と思って買うことにしました。
そんな本の買い方ってあるんですね。後から思うと、自分としては変な購買行動でした。
Posted by わくわくなひと at
19:35
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2010年07月17日
うまいコピー“かごしま一直線”“福岡から一直線!”

かごしま一直線
2011年 春 九州新幹線全線開業
福岡から一直線!
福岡から、鹿児島へ。
うまいコピーだと思いました。
一気に鹿児島に行けるぞ!という気分になってきます。
これに相当する熊本のコピーはどんなものか確認したくなりました。
ところで、新大阪-鹿児島中央間で直通運転される「さくら」を「我が駅に止めてくれ」と陳情が相次いでいるようですね。
サッカーJ2のサガン鳥栖の運営会社が「新鳥栖駅に止めてくれ」とJRに陳情したことが、同じ西日本新聞の経済面に載っていました。
「新鳥栖駅」は当確と思っていましたが、そうでもないんですね。
それにしても、博多駅と熊本駅の間の新幹線駅は、非常に多いですね。上から新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田、玉名の各駅です。平均すると20キロ以下の距離で新幹線が止まる駅があります。
「今日はゆっくり食事しながら熊本へ」という気分の時は、いいかなと思いますが、あんまり止まる駅が多いと、正直いやだなと思います。
Posted by わくわくなひと at
14:12
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