2010年07月11日
消えた長岡城址、小山内薫堂、宮本武蔵正伝に反応!
今日11日付けの新聞では、西日本新聞さんの読書ページに多く反応しました。
個人的な記録のために、以下の内容を記しておきます。
■「消えた長岡城址と統帥権」「本郷」7月号(吉川弘文館PR誌)
・長岡と言えば、山本五十六と河合継之助が有名です。司馬遼太郎の「峠」を読み、河合継之助の生き方に感動したことを覚えています。その伝統ある長岡で、「こともあろうに精神的拠り所でもある城郭を壊して駅とし、線路は市街地を分断した」そうです。著者は、城を迂回しなかったことに明治政府の「強い意志」を感じるとしています。
・熊本で熊本城の面影すらないという状況を想像できますか?
■小山内薫堂企画『なおかつ、お厚いのがお好き?』扶桑社・分厚くて敬遠されがちな名著を身近な例えで説明する人気テレビ番組の内容に文庫化した本ということです。
・小山内さんと言えば、今、熊本で旬の人です。内容も面白そうです。
■加藤廣『求天記 宮本武蔵正伝』新潮社
・作者はもともと経営コンサルタントで、『信長の棺』でベストセラー作家になった人です。書評委員の「読みはじめて間もなく、カラーマーカーを引き、付箋を貼る自分がいた。語られる視点の新しさとともに、時代背景にたいする作者の目配りと読み込みの深さにはっとさせられて、居ずまいを正されてしまったのだ。」という一文を読み、読みたくなりました。
個人的な記録のために、以下の内容を記しておきます。
■「消えた長岡城址と統帥権」「本郷」7月号(吉川弘文館PR誌)
・長岡と言えば、山本五十六と河合継之助が有名です。司馬遼太郎の「峠」を読み、河合継之助の生き方に感動したことを覚えています。その伝統ある長岡で、「こともあろうに精神的拠り所でもある城郭を壊して駅とし、線路は市街地を分断した」そうです。著者は、城を迂回しなかったことに明治政府の「強い意志」を感じるとしています。
・熊本で熊本城の面影すらないという状況を想像できますか?
■小山内薫堂企画『なおかつ、お厚いのがお好き?』扶桑社・分厚くて敬遠されがちな名著を身近な例えで説明する人気テレビ番組の内容に文庫化した本ということです。
・小山内さんと言えば、今、熊本で旬の人です。内容も面白そうです。
■加藤廣『求天記 宮本武蔵正伝』新潮社
・作者はもともと経営コンサルタントで、『信長の棺』でベストセラー作家になった人です。書評委員の「読みはじめて間もなく、カラーマーカーを引き、付箋を貼る自分がいた。語られる視点の新しさとともに、時代背景にたいする作者の目配りと読み込みの深さにはっとさせられて、居ずまいを正されてしまったのだ。」という一文を読み、読みたくなりました。
Posted by わくわくなひと at
17:12
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2010年07月11日
熊本で東京や福岡をさし置くような話題を!
福岡市で「国際知識経済都市会議」が開かれていました。
この会議の発端は覚えています。二年くらい前だったと思います。何やら、米国のあの有名なシアトル市から福岡市に仲間に入らないかという打診があり、その仲間にはシアトルのほか、大田(テジョン)、メルボルン、バンクーバー、ストックホルム、ヘルシンキ、ダブリン、ミュンヘン、バルセロナがある。福岡の役所の人たちが「そんな中に福岡市も入れてくれるのか」と大喜びしていたのを記憶しています。
その仲間が集まって、ついに福岡市で会議が開かれることになったんだと思います。
今日11日付け西日本新聞に、「福岡がトップになるには 知識経済都市」というタイトルで社説が書かれていました。「国際知識経済都市会議」。何やら難しそうですが、社説曰く、“要は「才能ある人々を引きつける世界で最も魅力ある都市の一つになるためには、どうすればいいか」を学ぶ場”ということです。
社説には『「福岡市で仕事がしたい」。日本で1番人気がある。アジア、世界からも「日本で働く、学ぶ、暮らすなら福岡市だな」と評価される。これが目標となる。』と書かれていました。“東京をさし置いて「フクオカ」が日本を代表する都市になる。うつむき加減の世の中で、こんな発想があってもいい。そのために何が必要か、何をするか考え、実際に課題に取り組めばもっといい。”とも書いてありました。
近く政令市になる予定の熊本市にも、東京や福岡市をさし置くような、こんな話題が欲しいですね。ドイツのハイデルベルグなど古城を中心に環境と共生したまちづくりを進めている都市などとの、もっと踏み込んだ連携などがあれば、もっと面白くなるかなぁと思いました。
この会議の発端は覚えています。二年くらい前だったと思います。何やら、米国のあの有名なシアトル市から福岡市に仲間に入らないかという打診があり、その仲間にはシアトルのほか、大田(テジョン)、メルボルン、バンクーバー、ストックホルム、ヘルシンキ、ダブリン、ミュンヘン、バルセロナがある。福岡の役所の人たちが「そんな中に福岡市も入れてくれるのか」と大喜びしていたのを記憶しています。
その仲間が集まって、ついに福岡市で会議が開かれることになったんだと思います。
今日11日付け西日本新聞に、「福岡がトップになるには 知識経済都市」というタイトルで社説が書かれていました。「国際知識経済都市会議」。何やら難しそうですが、社説曰く、“要は「才能ある人々を引きつける世界で最も魅力ある都市の一つになるためには、どうすればいいか」を学ぶ場”ということです。
社説には『「福岡市で仕事がしたい」。日本で1番人気がある。アジア、世界からも「日本で働く、学ぶ、暮らすなら福岡市だな」と評価される。これが目標となる。』と書かれていました。“東京をさし置いて「フクオカ」が日本を代表する都市になる。うつむき加減の世の中で、こんな発想があってもいい。そのために何が必要か、何をするか考え、実際に課題に取り組めばもっといい。”とも書いてありました。
近く政令市になる予定の熊本市にも、東京や福岡市をさし置くような、こんな話題が欲しいですね。ドイツのハイデルベルグなど古城を中心に環境と共生したまちづくりを進めている都市などとの、もっと踏み込んだ連携などがあれば、もっと面白くなるかなぁと思いました。
Posted by わくわくなひと at
16:27
│Comments(0)