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Posted by おてもやん at

2010年10月15日

『老いの生き方』等々また!年寄り本を買ってしまいました。

 今日は西日本一の巨大書店・ジュンク堂福岡店を徘徊しました。
 もともとの狙いは、奥泉光『シューマンの指』(講談社、1680円)をとりあえず手にとって、読む気になったら買おうというものでした。
 ところがこの本、小説コーナーの平棚で見つけることができません。小説コーナーだけでも小さい書店の半分くらいの広さがありますので、ずぅーと見て回ってやっと発見しました。本格音楽ミステリーという触れ込みでしたが、今日は買う気分になりません。
 なぜか?私の場合、本はほとんど寝っ転がって読みます。単行本はかさばるし重いからやめました。
それで次に向かったのが文庫本コーナーです。この本屋さんには、たぶん今手に入る文庫本のかなり部分が揃えてあると思います。平積みされている文庫本を中心に何か自分と波長は一致するものはないかと、たぶん1時間近く、このコーナーにいたと思います。いくつか今流行ってそうな小説を手に取りました。しかし、何か文章が無味乾燥、情報だけを伝えているような感じでしたので買うのはやめました。宮本輝の文庫本も手に取りました。さすがに美しい文章でほかの作家とは違います。しかし、今は宮本ではない。
 そして、ちくま文庫のコーナーにたどり着きました。すると、鶴見俊輔編『老いの生き方』が目に飛び込んできました。2週間前に、アメリカの不良年寄りの本を読んでいます。自分は今、年のとり方にけっこう関心があることを再度思い知らされました。その横にあった茨木のり子『一本の茎の上に』にも目が行きました。詩人、香気がただよう文章を読んでみたくなりました。5冊くらい離れて置いてあった外山滋比古『アイディアのレッスン』。外山さんはけっこうじいさんですが、これは仕事のためになりそうだから買うことにしました。
 何だ!結局、今の自分と波長が合うのは、「ちくま文庫」だけじゃないですか。茨木のり子の本の解説に書いてあった、文章に沈着・冷静・簡潔と香気を感じる本が今の自分の好みであることが分かりました。
 なるほどいぶし銀の好みか、年齢的にも仕方ないと思い文庫コーナーを離脱する折、『急に売れ始めるにはワケがある』「ベストセラー作家 勝間和代氏推薦!」という、スケベ心をくすぐるタイトルが目に入りました。そんな人を押しのけて成功者になるなんて品がないと思いましたが、買うことにしました。
 沈着・冷静・簡潔と香気。それに少しのスケベ心。これが今の自分のニーズだと思い知りました。
  


Posted by わくわくなひと at 21:46Comments(5)

2010年10月15日

リバレインもてこ入れ、佐賀県「みずほ」新鳥栖停車要望

 博多駅、天神、キャナルシティと九州新幹線全通に備えた商業施設の動きが慌ただしくなってきました。
 今度は大手百貨店の高島屋が、「運営に参画する大型商業施設・博多リバレインをてこ入れする」という記事が西日本新聞に載っていました。
 リバレインの専門店街「イニミニマニモ」について、高級ブランド店が中心のテナント構成を見直し、雑貨や美容関連のテナントを誘致して「もう少し日常的に楽しく買い物してもらえる」施設に見直すそうです。
 民間の投資は正直ですね。九州新幹線の全通により福岡市の商圏がさらに巨大になることを見越しているようです。今までになかったデパートや商業施設が一年ほどの間に次々と出現する。博多駅、天神、リバレインを含めたキャナル・川端周辺と3つの巨大買い物ゾーンが共存できればいいんですが・・・。
 それと、佐賀県の副知事がJR九州に九州新幹線の最速列車「みずほ」が新鳥栖駅に停車するよう要望したことも、西日本新聞に載っていました。新鳥栖駅は佐賀、長崎の西九州勢の拠点駅ですのでJR九州さんもお悩みだと思います。
 今のところ「みずほ」の停車駅は鹿児島中央、熊本、博多の3駅への停車が想定されているそうです。これだと鹿児島中央から新大阪まで3時間47分?で行けるということです。これが新鳥栖駅に停車すると4分プラスで3時間50分台になります。「3時間50分台だと、4時間やん!」ということになり、消費者心理は飛行機に向かうことになるのか?
 いずれにせよJR九州は、12月にダイヤを国に届け出ることになります。来月あたり、西日本新聞のスクープを期待したいですね。
  


Posted by わくわくなひと at 12:06Comments(0)