2011年04月13日
紙製じゃばらファイルのフェチになりました!

何しろ師匠のU先生が博多駅で数時間過ごして新大阪に戻るということですので、博多駅の改札口でお出迎え。その後は博多駅のゆったりしたラウンジで打合せを行う予定でした。
それで、さっそく博多駅のアミュプラザにある博多駅前が展望できるティーラウンジに案内しました。ところが、そのお店は満員かつ行列。困ったなぁと内心と思いましたが、U先生の様子はそうではなさそうでした。それはアミュプラザに東急ハンズがあったからです。何か気になる商品があったのでしょう。数分間、先生を見失ってしまいました。
先生はまず文具売り場に行かれ、この間、東京の東急ハンズになかったので注文したファイルがあるかどうか見てみたいということでした。「うん。うん。博多にもないぞ」と一人納得した様子。「一度、東急ハンズで○○○(聞き取れず)のファイルを買ったんだけど、書棚をこのファイルで揃えたくなっちゃってねぇ。この店は面白よ!」だそうです。
その後、バッグ売り場に立ち寄られ、リュックを一生懸命見ておられました。「今のリュックがそろそろいたんできたんでねぇ」。
結局、駅前のホテル日航のティーラウンジで打合せをし、その後、新大阪へ向かわれるU先生を見送りました。
そして、再びアミュプラザの1階を歩いていると、「Smith」という文具店がありましたので、ほんのちょっと立ち寄りました。そこで、また紙製のじゃばらファイルに出逢いました。このファイルは先週末、東急ハンズで購入したものよりも一回り大きいサイズ。じゃばらの収納ファイル数は20あり、それぞれファイルの縁にA~Z、1~31までの文字がふってあります。たぶんメーカー名だと思いますが、VARIOSと書いてありました。値段は2,730円で外国から輸入しているものなので、展示品しかないということでした。こうなったら買いです(半分、頭の中で馬鹿じゃないか!という声も聞こえました)。
むふふ!先週、購入したモレスキンのじゃばら紙ファイルは手帳機能として使います。そして、今日、購入したVARIOSはレポートや報告書を書いていくために必要な各種ドキュメントを入れておいて、机の横に置きながら頭の中を整理していく時に使う予定です。しかも大名だろうと熊本だろうと持ち運び可能です。
うん、これはおしゃれだし、ゆるーい頭も少しはシャープになりそうな予感です。

Posted by わくわくなひと at
21:58
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2011年04月13日
稲原豊命写真展 6日から熊本市現代美術館で開催中

昔ながらの原稿用紙に万年筆で書き慣れた文字が綴られていました。同僚から、「そろそろ万年筆にこだわったらどうだ」と指摘されている私としては、心が揺さぶられます。原稿用紙に肉筆。その人のエネルギーや思いが伝わってきます。人生の晩年を意識するような齢となり、何を残すかという思いも、頭の片隅に思う浮かぶようになってきています。味気ない電子データと比べると、肉筆には本人が滅びたとしても感じる人には伝えられるものがあると改めて思いました。
中身を読むと、何と「サイクル-環の江津湖」と題した写真展を熊本市現代美術館で開催すると書いてあります。5月8日までの開催です。
この哲学科の先輩(ちなみに私は同じ文学部でも史学科です)は、いつも福岡と熊本で美少女の写真を撮っていると思っていました。私が遭遇するのは、天神西通りの岩田屋本館前で、カメラと三脚を持って、じっと街行く人を眺めている先輩の姿です。それが、ここ十年程江津湖の写真を撮っていたというので、驚きました。ここのところ雑誌「NO!!」のホームページで400字のエッセイを載せているそうです。少し覗いてみると、先輩らしくモノクロ写真に独特の視点での文章を綴っています。最近は何でも4色、美術書になると5色の印刷とか、世の中、色だらけですが、モノクロ写真は何かを語りかけてくるような感じがしますし、自分の想像力が刺激されます。エッセーには、メタファーを意識しながら写真を撮る。最近、そんなことをしているようなことが書いてありました。
パンフの裏には、こんなことが書いてありました。
夏の日の午後、江津湖で写真を撮っていた。あちこちでガサガサ、ゴソゴソ音がする、水辺では大小の魚が急いで一方向に泳いでいく、葉っぱの裏を見るとたくさんの虫たちが一斉にどこかに移動していく、ガサゴソの音の原因がこれだったんだと思う間も無く、私の頭にポツリポツリと雨が!その雨は瞬く間に激しい夕立となった。
すごい、自然は本当にすごい、江津湖には全てがある、この日から私の江津湖通いが始まった。
春に花が咲き、夏に茂り、秋に枯れ、冬に落ちる、それはもう人の一生の様。
こんなに街の中心部近く、こんなに自然そのままの草木や湧き水、こんなに四季の変化に富んだ公園、全国を撮影で回った私も他に知らない。
ここには人生がある、サイクルがある、環がある。
(以下略)

Posted by わくわくなひと at
02:07
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