2011年04月03日
NO!!のフリーペーパーを久留米でゲット!

「NO!!」はもともと熊本発祥の若者向けの冊子でしたが、今では福岡を中心に九州全域で販売する冊子に変貌しています。
今も頑張っていると思いますが、この冊子を創刊した人が大学の先輩で哲学おじさんです。超たまぁに飲みに行った経験がありますが、「何で会社やってんの?」と根源的な問いをしてくる人です。ときどき天神西通りの岩田屋本館近くで美少女の写真を撮っていますが、この数ヶ月見かけていませんね。こっちも大名、天神近辺をうろうろしていないからだと思います。
「え!NO!!もフリーペーパーになったんか?」と思いましたが、久留米でゲットした冊子は福岡で大学や専門学校の生活を始める人向けの「福岡新生活応援GUIDE」らしいです。読者大量参加型の月刊誌は、九州全域で販売されているらしい。
それにしても最近、報告書づくりばかりで、外部の人と接する機会がめっきり減っています。同僚が持ってきた話は、福岡のビジネスホテルが東日本の方々で満杯になっている、外資系を含む東京を拠点としていた企業が福岡に本社機能を移そうとしているなどです。
震災や原発の影響は西日本の経済まで大きく変えていく前触れが聞こえてくるようになりました。
街に出て、たくさん驚きたい。しかし、報告書づくりが終わらないと春は訪れません。
Posted by わくわくなひと at
14:52
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2011年04月03日
博多阪急カード顧客分布 仮説思考が面白い!

来館者700万人を突破。この数字は想定していた300万人の2倍以上だそうです。売り上げも目標比20%超となったもようと、書いてありました。
まあ、ここまでは新聞でよく見かける内容ですが、「九州・山口の博多阪急カード顧客分布」は面白いですね。20万人を獲得した会員の地域別顧客分布は、「山口県から福岡、佐賀、長崎各県辺りに偏っており、必ずしも新幹線鹿児島ルート沿線が多くはなっていない」という結果です。ちなみに熊本県内は荒尾市、熊本市、宇城市のところだけが500人未満のメッシュとなっています。荒尾の人はもともと福岡に近い。熊本市と宇城市は、“つばめ族”と言われた人たちでしょうか。
これは新幹線鹿児島ルートが開通する前の私の皮膚感覚による商圏と一致しています。これがどう変わるか注目していましたが、まだ変化していない。新幹線の乗車率は震災の影響もあって伸び悩んでいるそうです。それにも関わらず目標以上の業績を確保したということですから、阪急さんが目標の370億円をゆうにこえる「400億円もいけると思います」と豪語したというのもうなずけました。
こうすればこうなるという仮説。仮説を立てるから、改めて気づくことがあるという典型的な事例だと思います。
それにしても、博多阪急はよくこんな内部の分析資料を公表しましたね。それだけの自信と西日本新聞の記者への信頼があったからでしょうか。
Posted by わくわくなひと at
14:25
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