2010年06月01日
福岡コンテンツ産業振興会議スタート!

産官学が連携してコンテンツ産業の育成に取り組んでいるのは、日本では福岡だけだそうです。
この会議で言うコンテンツは映像、ゲーム、web等インターネット関連のコンテンツを意味しており、福岡では600社ほどが関係しているそうです。
私が経営している会社も、ローテクですが、今、ゲームを開発中ですので、この会議の会員となっています。
内容はよく分かっておりませんが、一応、事務所の近くで総会が開催されるということで参加してきました。
今後、日本経済が成長していくための柱となるのがコンテンツ産業だそうです。アジア経済を見据え、福岡はコンテンツ産業を育成することに力を入れるそうです。
我が社の「AHAゲーム」も、こういった環境の中で育っていければ考えています。
それと、今度の総会で「福岡コンテンツ産業拠点推進会議」改め「福岡コンテンツ産業振興会議」を名称変更することになりました。今年の10月には、JR博多駅近くに、「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターができるそうです。
麻生福岡県知事があいさつで、「東京や名古屋は未だにアメリカの方を向いているが、福岡はアジアを見ていく」と言われていたのが印象に残りました。
21世紀は九州の世紀になればと願っています。
Posted by わくわくなひと at
23:11
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2010年06月01日
忘れていた昔の日々が蘇る!小説『信さん』
映画の『信さん』を読んで、その原作となった辻内智貴の小説『信さん』を読みました。
正直、言いますと私は映画よりも小説の方がもっとよかったと思いました。
かつて繁栄した炭鉱町の話のことを、最初の2頁目で「もう聞く者の無い昔話でしかないのだろう。」と書いています。そうですね。小説の作者と私はほぼ同じ歳だったと思いますが、“聞く者”は私たちの世代が最後かも知れません。
「その背に聳える年老いたボタ山」「(「少年」「少年ブック」「冒険王」「漫画王」を)繰り返し、繰り返し、何度も飽きずに読み返していたものだった。」「いつも着ている黒い古びた学生服」「昆虫の群れる樹木の在りかや、その幼虫が潜んでいる製材所の裏や、或いは川岸に身を寄せる魚の捕り方や・・・木登りも、泳ぎも、野球も、・・・メンコやビーダマ」「伊賀の影丸やら、おそ松くんやら、鉄人28号やらを見事に描いてくれる」「ナガシマが好いちょる」「自分の家にテレビが有ったら、信サンも嬉かろう」「足もろくに届かない大人用の自転車をこぎながら」「玄関の三和土(たたき)で靴を脱ぐ」「家々の勝手口から夕飯の匂いのこぼれる黄昏の通り」・・・。
上に書いてあることはリアルタイムで経験していますので、忘れていた昔の日々の暮らしが鮮烈に蘇ってきます。
映画では、小雪演じるおばさんと信さんという少年の関係を、抑制された男女の愛のように描いていたように感じました。小説での最後は、母親のいない少年が友だちの母を実母のように慕って死んでいくように描かれていました。好みにもよるのでしょうが、私は後者の方が好きですね。
「それは私の母の肖像だった。信サンが真夜中の病室で、その短い一生を閉じたとき、その右手は、枕もとのその絵に向かって伸べられていたそうだ。」
正直、言いますと私は映画よりも小説の方がもっとよかったと思いました。
かつて繁栄した炭鉱町の話のことを、最初の2頁目で「もう聞く者の無い昔話でしかないのだろう。」と書いています。そうですね。小説の作者と私はほぼ同じ歳だったと思いますが、“聞く者”は私たちの世代が最後かも知れません。
「その背に聳える年老いたボタ山」「(「少年」「少年ブック」「冒険王」「漫画王」を)繰り返し、繰り返し、何度も飽きずに読み返していたものだった。」「いつも着ている黒い古びた学生服」「昆虫の群れる樹木の在りかや、その幼虫が潜んでいる製材所の裏や、或いは川岸に身を寄せる魚の捕り方や・・・木登りも、泳ぎも、野球も、・・・メンコやビーダマ」「伊賀の影丸やら、おそ松くんやら、鉄人28号やらを見事に描いてくれる」「ナガシマが好いちょる」「自分の家にテレビが有ったら、信サンも嬉かろう」「足もろくに届かない大人用の自転車をこぎながら」「玄関の三和土(たたき)で靴を脱ぐ」「家々の勝手口から夕飯の匂いのこぼれる黄昏の通り」・・・。
上に書いてあることはリアルタイムで経験していますので、忘れていた昔の日々の暮らしが鮮烈に蘇ってきます。
映画では、小雪演じるおばさんと信さんという少年の関係を、抑制された男女の愛のように描いていたように感じました。小説での最後は、母親のいない少年が友だちの母を実母のように慕って死んでいくように描かれていました。好みにもよるのでしょうが、私は後者の方が好きですね。

Posted by わくわくなひと at
10:37
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2010年06月01日
大場さんの「ぼくのSL」気に入ってます!
福岡の事務所の応接室に飾ってあった5月のカレンダーです。
つばさ共同作業所(埼玉)の大場勇太さん作。
色えんぴつとクレパスで描かれた絵です。
一月の間、カレンダーの挿絵として眺めてきました。
今日は6月1日ですので、切り離しましたが、何となく別れるのが惜しいので本棚に飾ることにしました。
SLの顔がこちらを向いていて、気持ちが伝わってきます。
つばさ共同作業所(埼玉)の大場勇太さん作。
色えんぴつとクレパスで描かれた絵です。
一月の間、カレンダーの挿絵として眺めてきました。
今日は6月1日ですので、切り離しましたが、何となく別れるのが惜しいので本棚に飾ることにしました。
SLの顔がこちらを向いていて、気持ちが伝わってきます。

Posted by わくわくなひと at
01:33
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