2010年01月13日
モデルは誰か?・・・長部日出雄『「阿修羅像」の真実』文春新書
太宰府で「阿修羅像」を拝観して以来、写真を見ただけで反応するようになってしまった。
顔は三面あるが、もちろん正面の表情に、どうしても反応してしまう。それも、かつて青年期に経験していた感情が蘇ってしまうのである。
年末の書店でも同様の経験をしてしまった。帯に「阿修羅像」の写真が載っていたからである。最初は買うつもりはなかったが、別の本を購入した後、やっぱり買うことにした。
「日本人にもっとも愛された仏像のモデルは誰か-?」というテーマで書かれた本である。
何冊かの解説書を読んだが、多くは「少年」とされており、少数の説が「少女」とされている。そして、光明皇后という説もある。法隆寺論で有名な哲学者、梅原猛さんも、確か光明皇后がモデルであることをほのめかしていたような記憶がある。
個人的にモデルは女性であってほしいという願望もある。
この本は光明皇后がモデルであることを主張している。いろんな文献を参考に光明皇后のことが詳しく書かれている。
ただ、「これで決まりだ!」と思うほどの説得力はなかった。
個人的にも、「そうであって欲しい」と思うし、その方が、心が落ち着くというものである。
顔は三面あるが、もちろん正面の表情に、どうしても反応してしまう。それも、かつて青年期に経験していた感情が蘇ってしまうのである。
年末の書店でも同様の経験をしてしまった。帯に「阿修羅像」の写真が載っていたからである。最初は買うつもりはなかったが、別の本を購入した後、やっぱり買うことにした。
「日本人にもっとも愛された仏像のモデルは誰か-?」というテーマで書かれた本である。
何冊かの解説書を読んだが、多くは「少年」とされており、少数の説が「少女」とされている。そして、光明皇后という説もある。法隆寺論で有名な哲学者、梅原猛さんも、確か光明皇后がモデルであることをほのめかしていたような記憶がある。
個人的にモデルは女性であってほしいという願望もある。
この本は光明皇后がモデルであることを主張している。いろんな文献を参考に光明皇后のことが詳しく書かれている。
ただ、「これで決まりだ!」と思うほどの説得力はなかった。
個人的にも、「そうであって欲しい」と思うし、その方が、心が落ち着くというものである。

Posted by わくわくなひと at
09:35
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