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Posted by おてもやん at

2010年05月11日

ドラッカー無料ガイドブックを書店でゲット!

 先日、福ビルの丸善に行った時、レジの前に「ドラッカー生誕100周年記念 無料ガイドブック」が置いてありました。
 B6判?8頁のペラペラしたチラシですが、「なんで、今ドラッカーなの?」と思っている人には格好のガイドチラシだと思いました。
 どこの本屋さんにも置いてあると思いますので、今なら手に入れることができるでしょう。
 表紙で「今、ドラッカー」である訳が解説してあります。
注目が集まっているのは『不況期の今こそ、「経営の神様」の知恵を活かして乗り切ろう、ということのようです』と書いてありました。表面的にはそうかも知れませんが、私は今ひとつ納得できません。それよりも、岩崎夏美さんが福岡での講演会で言われていた「行き過ぎた個人主義による閉塞感の中で人々が拠り所を求め始めている」という説が何となく「そうだな!」を思ってしまいます。ドラッカーが書いていることは経営の即効薬ではなく、日々の実践できる姿勢や哲学のことだと、今の私は思っています。
まあ、それはともかくとして、この小冊子にはドラッカーのミニ知識がたくさん書いてあります。

■ビジネスで「使っている」考え方は、ドラッカーが生みの親!?
・「マネジメント」「時間管理」「生産性」「戦略」「自己実現」「イノベーション」などはドラッカーが作った言葉ということです。
・「ともすれば机上の空論で終わりがちな概念を、個々人が使えるレベルにまで落とし込んで教えてくれる」ことが、今もなお読み継がれる大きな理由ということです。
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※確かに、ドラッカーの言葉が使えなかったら、ビジネスのコミュニケーションができませんね。

■あの人もこの人もドラッカーから学んだ!?
・「ユニクロ」の柳井正氏、「ほぼ日」の糸井重里氏のどちらもドラッカーの熱烈なファンだそうです。もちろん岩崎夏美氏も。人前で言うほどではないけど、そんな人はきっと周りにいると思います。
・「小難しい表現がない」「複雑な問題でも、驚くほどシンプルに物事の本質を描き出している」「すぐに実践に移せる」のが特徴です。
 ↓
※確かにそうです。分かりやすいと思いますが、ドラッカーを読んで「なるほど」と思ったとしても、後から実際に経験してみて書いてあることの深さを実感したことが何度かあります。人によっては英語で読む方がもっと分かりやすいという説もあります。

■築いた人脈と実績は、世界を動かした!?
・ドラッカーが1939年に発表した『経済人の終わり』を英国首相のウィンストン・チャーチルが激賞。フロイトにも会ったことがあるし、ヒトラーにインタビューをした経験もある。『断絶の時代』というドラッカーの著作に基づいて、英国首相のマーガレット・サッチャーが民営化政策を推進。アメリカのゴア副大統領がトラッカーの提言により情報政策を行う。GE会長のジャック・ウェルチなどにアドバイスする・・・。まさに20世紀を動かした人です。
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※100年近く生きた人の経験と知恵、知識は半端じゃありません。特に日本人は無宗教な人が多いので、不安を抱える中での心の拠り所的存在として読んでいる人は多いと思います。

 最後の頁は「あなたが最初に読むべきドラッカーはこれだ!」です。双六ゲームのような図が書いてあって、AかBの選択肢を選んでいくと、読むべき本に至るようになっています。
  

Posted by わくわくなひと at 15:26Comments(2)