2011年02月02日
ゴッホ展“ゴーギャンは女性だろうもん”

2月13日までの開催ですので、徐々に自分の周りでも行ってきた人が増えてきました。
同僚から聞いた話ですが、ゴーギャンは女性という珍説です。
中年の女性がこんなやりとりをしていたそうです。
「ゴッホはゴーギャンと住んどったげな」
「ゴッホがいっしょに住んどったんなら、ゴーギャンは女性だろうもん」
何ともおおらかというか牧歌的というか。いいですね。
私はと言えば、知識不足で阿修羅展のときのような衝撃はありませんでした。
もうちょっと本とか図録とか見て行けばよかったと後悔しています。
フォアプレイを十分して、とにかく観たいという内的欲求を高めていくと、たぶん何かを得てきたと思います。
印象に残ったのは、『曇り空の下の積み藁』『アルルの寝室』です。
どちらも黄色の色彩が好きです。『アルルの寝室』は私から見れば、シンプルでオシャレな部屋の絵ですが、実は日本の簡素な生活に憧れてゴッホが部屋づくりをしたということでした。この黄色っぽいベッドの上でゴッホは自分の耳を切って瀕死の重傷をおっているとも解説されていました。
Posted by わくわくなひと at
15:05
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