2011年09月03日

マーケティングの理想は「販売を不要にすること」

 マーケティングの理想は「販売を不要にすること」今日は高宮の事務所に行くのに西鉄大牟田線の平尾駅で降りました。各駅停車しか停まらない比較的小さな駅ですが、駅ビルが併設されており、その中に「LIBRO」という本屋さんがあります。ちょこっと覗いて気軽な気持ちで本を買うには、うってつけかなと思いました。
 この本屋さんに一歩入ってみました。雑誌や新刊本、文庫本、新書、マンガなどが並べてあります。レジ前のビジネス書近刊本コーナーみたいなところで、次の文章が目に飛び込んできました。

理想のマーケティングは
「販売を不要にする」ことである。


 ドラッカーの有名な言葉です。自分が経営する会社の大ミッションでもあり、「誰が書いたのか?」と思ってみると、「株式会社ビズナビ&カンパニー 取締役CMO 早嶋聡史」と書いてあります。
 福岡のドラッカー読書会でお会いしたり、福岡大学の先生のご紹介でもお会いしたことのある方の本でした。
 書名は『ドラッカーが教える実践マーケティング戦略』総合法令出版(2011年2月9日初版)です。

 16頁
 マーケティングの理想は、販売を不要にすることです。それは顧客というものをよく理解して、顧客の欲求を満足させる手段として製品やサービスを提供することです。これによっておのずから売れるようになるというのが、ドラッカーが理想とするマーケティングです。
-と書いてありました。


 ドラッカーは、こう書いた後に「まだ道は遠い。」とも書いています。
 どうやって「顧客の欲求を満足させる手段として製品やサービス」をつくっていくか?それの実現をお手伝いしていくことが我が社の使命であり、早嶋さんがどのような文章を展開していくか楽しみです。
 今すぐ読むわけでありませんが、そのうち読んで読書感想ブログを書き込みたいと思っています。


Posted by わくわくなひと at 21:21│Comments(7)
この記事へのコメント
売れる仕組みを勘違いしている「行き過ぎた商品」が多いように思います。

シンプルに考えないとですね。
Posted by もいさい at 2011年09月08日 00:34
華美になったり、機能がいっぱいついていたり。
基本は「したい、やりたい、でも、できない」ことに応える「こんな私のための商品を待っていた」という商品、「砂漠の旅人に水のような商品」づくりだと思ってます。これだと道は遠いけど、販売や広告、販促は不要になります。
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2011年09月08日 17:44
私が欲しいもの…雑草が生えない庭・・・かな~(笑)
Posted by もいさい at 2011年09月08日 22:28
いやいや。あり得ないことが頭に浮かんでも大事にする。それが人のアイデアや商品企画の肥やしになりますので、やはり雑草はよけいに生えてきます。
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2011年09月09日 00:24
生えてくるんかい!!??<(_ _;;)>
Posted by もいさいもいさい at 2011年09月10日 23:24
庭に塩をまいたら雑草生えなくなるそうですよ!!!

「草が生えてもいいじゃない」という逆の発想からなんか作ったら
「販売を不要にする」ことができるかもです。

草取りは暑い、きつい、終わりがないですから
Posted by 如意 at 2011年09月12日 01:47
蚊にも刺されるし、梅澤先生発明のスキンガードが必要です。
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2011年09月12日 01:52
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