2011年08月10日
とちゅうで おべんとうを 3かい たべるくらい とおいところ
今日は熊本市黒髪の「トトハウス(Thoth House)」さんに行ってきました。
お名前を聞いただけでは何屋さんか分かりませんが、まちづくりやワークショップの専門家さんです。
1時間ほどおじゃましてお話しをして、お土産をいただきました。
何と絵本『ちゃいろにわとりのちゃーぼう』(さく:まえだよしお え:ひらかわきみえ、トトハウス、2006年11月6日第1刷発行)をいただきました。
話しの舞台は阿蘇郡西原村の俵山近くの前田邸周辺。そこで飼われているニワトリの小さな冒険物語です。
作者の前田さんのお話を聞くと、実に子どもの思いにせまった物語です。子どもがにわとりのちゃーぼうになりきって物語に入っていけるように工夫されています。それと、驚くほどセリフが真に迫っていると思いました。固くなった大人の言葉ではない新鮮さがありますし、スゥッと心に入ってくるセリフです。
ちゃーぼうが「とちゅうで おべんとうを 3かい たべるくらい とおいところ」に冒険に行こうとします。
凄い表現だと思いませんか。作者の前田さんが実際に子どもの会話からひろった素直で飾り気がなく腹の底から伝わってくる言葉です。
これはお年寄りの言葉ですが、これに近い表現を作者が耳にして童話の中のセリフにしたそうです。
「としをとったら、はげぼう だろうが、しわくちゃだろうが、そんなことは どうでもいい。あしさえ たっしゃなら それで じゅうぶん。わかい うちから どんどん あるけ。」
童話や絵本のもう一つの楽しみ方があることを初めて知りました。それは作者の話を聞いて、もう一度、絵本を開いてみることです。大人になると、こういった手続が必要なくらい、心の中が曇りガラスになっていることにも気づきました。
この絵本の問い合わせは、トトハウスさんにどうぞ!
〒860-0862 熊本市黒髪5丁目4-45
℡:096-341-1231
http://thothhouse.com/modules/tinyd0/
お名前を聞いただけでは何屋さんか分かりませんが、まちづくりやワークショップの専門家さんです。
1時間ほどおじゃましてお話しをして、お土産をいただきました。
何と絵本『ちゃいろにわとりのちゃーぼう』(さく:まえだよしお え:ひらかわきみえ、トトハウス、2006年11月6日第1刷発行)をいただきました。
話しの舞台は阿蘇郡西原村の俵山近くの前田邸周辺。そこで飼われているニワトリの小さな冒険物語です。
作者の前田さんのお話を聞くと、実に子どもの思いにせまった物語です。子どもがにわとりのちゃーぼうになりきって物語に入っていけるように工夫されています。それと、驚くほどセリフが真に迫っていると思いました。固くなった大人の言葉ではない新鮮さがありますし、スゥッと心に入ってくるセリフです。
ちゃーぼうが「とちゅうで おべんとうを 3かい たべるくらい とおいところ」に冒険に行こうとします。
凄い表現だと思いませんか。作者の前田さんが実際に子どもの会話からひろった素直で飾り気がなく腹の底から伝わってくる言葉です。
これはお年寄りの言葉ですが、これに近い表現を作者が耳にして童話の中のセリフにしたそうです。
「としをとったら、はげぼう だろうが、しわくちゃだろうが、そんなことは どうでもいい。あしさえ たっしゃなら それで じゅうぶん。わかい うちから どんどん あるけ。」
童話や絵本のもう一つの楽しみ方があることを初めて知りました。それは作者の話を聞いて、もう一度、絵本を開いてみることです。大人になると、こういった手続が必要なくらい、心の中が曇りガラスになっていることにも気づきました。
この絵本の問い合わせは、トトハウスさんにどうぞ!
〒860-0862 熊本市黒髪5丁目4-45
℡:096-341-1231
http://thothhouse.com/modules/tinyd0/
Posted by わくわくなひと at 19:31│Comments(0)