2011年03月27日

『三陸海岸大津波』『錯覚の科学』「『美』の巨匠たち」

 『三陸海岸大津波』『錯覚の科学』「『美』の巨匠たち」熊日の紹介記事を読んで、買いたくなった本です。このうち仕事に関係しそうな『錯覚の科学』は買いました。ついでに私の周りの人たちがけっこう座右の銘にしている本、スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』も買いました。コヴィーさんはスキンヘッドなんですね。

■吉村昭『三陸海岸大津波』(文春文庫)・・・髙山文彦さんの紹介
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 明治29年と昭和8年に三陸地方を襲った大津波の恐怖を調査・記録したたいへん貴重な作品で、昭和35年のチリ地震や同43年の十勝沖地震による大津波の模様も記録されている。
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 明治と昭和の両方に共通しているのは、津波襲来まえの不気味な前兆である。
※そうそう“不気味な前兆”に興味があります。先週だったか熊本で震度3の地震がありました。その前日。おぼろ月夜の光のうけて雲が二つに割れている光景を見て、変な胸騒ぎを感じました。

■クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズ『錯覚の科学』
 人の認知の危うさを示す
 「見えないゴリラ」として知られるそのビデオを初めて見たときは本当にびっくりした。ぼんやり見ていれば絶対に見逃さないはずのものを、別の何かに注目しているときにはあっさり見逃してしまう。そういう錯覚を鮮やかに示してみせる映像だった。僕は人間の認知なんてあてにならないと常々言っているし、実際そう思っている。それでも、これには驚かされる。
 その映像を作ったふたりの心理学者が書いたのがこの本だ。・・・見ているはずのものに気づかなかったり、実際に起きたことと記憶とが食い違ったりといったたぐいの認識の誤り、あるいはありもしない因果関係を見つけてしまったり、リスクを読み違えたりする「直感の裏切り」などだ。
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 そう、人は誤るものだ。自分の目で見たものしか信じないなんていう態度がいかに危ういものか。
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※認知とニーズ、行動、満足の関係を調べるのが自分のテーマですので、来月になったら読みたいと思ってます。

■長谷川智恵子「『美』の巨匠たち」講談社
 ピカソ、シャガール、マチス・・・。30人の世界的な画家・彫刻家に日動画廊副社長の長谷川智恵子さんがインタビューした本が加筆され、30年ぶりに刊行された。
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「(巨匠たちの)少年のような心で遠くを見つめる視線は人間愛や平和とつながり、見事に作品に昇華して、人の心を打つことができるんです。絵のテクニックも人間性も巨匠ですね」
 長谷川さんは「この本を通じて偉大な画家、彫刻家を再発見し、彼らの本物の芸術に触れる機会をつくっていただけたら」と話している。
※聞いただけで、すごそうなインタビュー。何か惹かれます。




Posted by わくわくなひと at 19:08│Comments(0)
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