2011年03月23日

新幹線経由で長崎へ。九州の縦軸と横軸のギャップ

 新幹線経由で長崎へ。九州の縦軸と横軸のギャップ新幹線経由で長崎へ。九州の縦軸と横軸のギャップ新幹線経由で長崎へ。九州の縦軸と横軸のギャップ熊本に居たかったという深層心理もありますが、熊本を起点にして佐世保と長崎に行ってきました。ちなみに長崎で仕事する時は、いつも断然便利な博多を起点にしています。
 当然のことながら、八代以北の九州新幹線は初乗りです。少し“鉄”が入っていますので、予定より40分以上早く熊本駅に着きました。巷ではよく惨めな熊本駅と言われていますが、高架駅のホームから見える熊本駅白川口は、高層ビルも何棟かあって、ほどほど都会に見えます。小倉、博多、鹿児島には負けてますが、久留米に近いくらいでしょうか。昔、住んでいた東京の京王線笹塚駅のホームから見る景色と同レベルでしょうか。
N700系、8両編成の「さくら」で新鳥栖まで行きました。本当は30分後の800系「つばめ」がちょうど乗り換えによかったですが、新品のN700系に乗ってみたい。走り出すと、熊本の町並み、ビルと熊本城の緑が見える。この角度から熊本市を俯瞰するのは初めてです。気のせいか山陽新幹線ほどスピード感がありません。しかし、あっと言う間に新玉名と新大牟田を通過。新大牟田を過ぎると、筑後大平野の中をスイスイと走り、久留米に停まって新鳥栖着。30分以内で新鳥栖に着くとは驚きです。
何と便利になったことか。わくわくして、新鳥栖の在来線のホームに立ちました。次の佐世保行きの特急は何時か。「え!40分以上」待つことになりました。佐世保行きは1時間に1本くらい。この間、長崎行きを2本見送りました。
早く新鳥栖に着いたにもかかわらず、結局、最初予定していた佐世保行きの特急に乗ることになりました。もちろん、仕事には何の支障もありません。
佐世保での仕事を終えて、翌日は長崎市内で仕事があるので、佐世保発長崎行きの快速に乗りました。特に時間がどのくらいかかるかも調べずに、同じ県内だから1時間ちょっとあれば長崎に着くだろうと思ってました。そしたら、概ね2時間。レジャーならまだしも「なんじゃ!これは」と正直思いました。土地の人の話によると、佐世保から博多に行くのも長崎に行くのも時間距離は変わらない。だから、買い物は博多に行く人が多いそうです。
それで、とうとう小さい『時刻表』を長崎駅のメトロ書店で買いました。そうそう、長崎駅に、ついこの間まで鹿児島本線を走っていた787系(旧・リレーつばめ)が停まっていました。今は「かもめ」です。長崎では白い貴婦人のような885系「かめも」とグレーの軍用列車のような「かもめ」が交互に走っているのです。
帰りは大好きな885系「かめも」に乗車。革製のシート、板張りの床は豪華です。帰りもN700系の「さくら」に乗りましたが、内装は白い貴婦人が豪華です。あっという間に上熊本あたりにさしかかり、熊本城の天守閣、ちらっと飯田丸五階櫓も見えた気がしました。
熊本起点に長崎に行きましたが、交通網は博多中心にできていて、しかもコストがかからないことを実感した2日間でした。九州の縦軸は本当に短くなりました。でも、横軸に移動するときのすごいギャップを感じてしまいました。




Posted by わくわくなひと at 23:28│Comments(0)
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