2011年02月25日

中谷巌と彰宏の区別も付かず懇親会向けに!

 中谷巌と彰宏の区別も付かず懇親会向けに!懇親会を3つもパスして、「いけないな。どうしたら積極的になれるか」反省していました。人には興味があるけど、オヤジにはあまり興味がない。「それではいけない」と思っている時に、TSUTAYAで見かけた一冊です。
 中谷彰宏『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』ダイヤモンド社(2009年11月10日第19刷、2007年12月6日第1刷)。中谷巌という経済学者がいて、この人と同一人物と思っていました。「へぇ中谷さんはこんな柔らかい本も書くんだ」と、これまで何度思ってきたことか。巌さんと同様、彰宏さんも本をいっぱい出しているし、広告会社出身。おしゃれな会社でよく見かけそうな風貌です。
 まあ読ませていただき、勉強になりました。プレゼンとか数十人くらいの人前では何とかこなせるようになっていますけど、懇親会とかで人見知りして、居心地が悪くなります。これがすごくいやなんです。要領のよくない自分のための胃薬と思って向かい合いました。
 最後の文章は、いい意味でもよくない意味でも、広告屋さんだなと納得しました。
「夢を実現できる人は、一番最初にアイデアを思いついた人ではありません。そのアイデアを相手側にわかるように伝えた人が夢を実現するのです。」
 メーカーや技術者、商品開発担当、研究者の中には、「何言ってやがんでぇ。」と思う人は少なくないと思います。これらの人たちは、みんな“20世紀型で滅び去る” と書いてあるのでびっくりしました。みんな生き残って働かないと、人口減少の日本経済は持ちませんよ。
 それはともかく、以下はメモ書きして頭の片隅にでも入れておきたいと思います。

■話の「入り方」と「終わり方」だけ決めておけばいい。→確かにプレゼンする時は、これを決めておかないと不安ですね。1対1のときもそうするのかな?
■「じゃ、私から自己紹介します」。→これいいですね。今度試してみよう。でも、いかにも仕事ができそうな人が言うのと、ゆったりしたキャラの人間が言うのとは反応が違いそう。
■自分の名前を覚えてもらうためには、名前を明快に言うことです。→これも大事。改めて再認識。たんぼの■、添加物の■と書きます。下の名前は赤城圭一郎と同じですが、僕の方が先に世の中デビューしています。以前、使っていたネタを思い出しました。そろそろ新作を考えないと。
■自己紹介だったら、「冒頭と最後に、自分の名前を入れる」→「ご静聴ありがとうございます。たんぼの■、添加物の■の■■でした。」でいいのかな。
■「私は今まで何をしてきて、こんな人間で、こういうことが好きで、こういうことが得意な人間です。ぜひ一緒にやりましょう。楽しいことやりましょう」。→これは今、むちゃくちゃ整理中です。キャラはたくさんあるので、ケースに応じて、こんなキャラ、こういうことが好きのパターンを整理してみようかな。
■自己紹介は最近の話や前の人の話を組み合わせる・・・。→「前の人の話を組み合わせる」のは経験あり。この間の学会の自己紹介では成功した。自己紹介程度と馬鹿にしてましたが、納得!
■プレゼンなど・・・「私はこんなことをやっています」「これからこんなことをやりたいです」という自己紹介が始まりです。→プレゼンの時間が制限されていても、これはやはり大事だな。
■コミュニケーションは、正解を言うことではありません。→グルインの時も正解を考えて言う人は男の人に多い。だから、「この会では正解を出すことを目的にしておりません」とわざわざ断っている。グループワークやワークショップと思って参加する人がいるから、この言葉は大切だ。
■伝えることより伝わること、主体は自分ではなく聞き手側に置くのです。聞き手の反応を見ながら話せばいいのです。自己紹介する時も、聞き手に映像が浮かんでいるか浮かんでいないかという反応を見ながら話すと、60秒は圧倒的に長いです。→大事
■このたびはプレゼンの機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。→大事
■コミュニケーションをとろうとする人は、前回と同じテーブルにはつきません。必ず違うテーブルに座る。→いつも同じテーブルに戻っています。本当は自分は人を好きではなく食べ物や飲み物が好きかも知れない。
■流暢に言葉が出ることより、言葉以外の部分、呼吸を合わせることや観察力のほうが大切なのです。→確かに観察していると面白いので、緊張しなくなる。芸や武道に通じる。
■ダラーッと、いつも通り話せるのがうまい人です。→ひょっとして自分は話がうまい人かも。しかし、おごれる者久しからず。「それと・・・」とか言ってダラダラ話す人はイラツク。頭悪そうです。
■「本気」を伝えるつもりで話そう。いつも私は本気でやります。→ここが自分とは違う。のっているときとそうでない時の落差が大きいので改めよう。芝居ができない私です。
■自分の言葉で語る、しかもそこには熱い思いがなければなりません。→プレゼンで勝利した後に、「あんたの独特の話し方と気迫でどんどん点数が入っていったよ」とよく言われます。負けた時は、その辺が足りないのかも。「まじめに仕事をしろ!」と怒られそう。




Posted by わくわくなひと at 19:40│Comments(4)
この記事へのコメント
「ダラーッと、いつも通り話せる」
確かに独特の話し方というかリズムがあります。
ワルツ風といいますか、子守歌風といいますか…

「私は今まで何をしてきて、こんな人間で、こういうことが好きで、こういうことが得意な人間です」
口ほどには、ね~ という人もいますよね…有言実行ならよかけど
言葉より行動を信じる私はイカンですかね!!

「聞き手の反応を見ながら話せばいいのです」
必要以上にうなずいてくれる人もいますよね
たぁ~だうなずいていませんか?と思うことも少なくない私はイカンですかね!!

そういうことを言っているから
いつまで経っても人前で話すことが苦手なんですね。
参考にさせていただきます。
Posted by 如意 at 2011年02月25日 20:20
赤城圭一郎がわからない…
Posted by あや3あや3 at 2011年02月25日 21:16
如意 様

僕のプレゼンを知っている人からのコメントは恥ずかしいな。ハッはっはっという感じです。自分ではそんなつもりはないのですが、後でビデオなんかで見たりすると、何と牧歌的なことか。これが生来の自分のリズムなんでしょう。インデアン嘘つかないと、プラスでとってもらえた時は○。そうでない時は×でしょうね。それでもいいです。後の二つのタイプは、「あ!これはあの人のこと。これはあの人のことだ」と想像できました。自分がこんなタイプだったら切腹します。恥を知れという言葉が浮かんできますが、僕も古いタイプだな。そうそう。うなずいている人の隣の人がけっこうよく聞いていますので、そこに着目してください。
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2011年02月27日 14:48
あや3 様
そうですよね。赤城圭一郎を知っている人は若い人にはいない。日本のジェームズディーンと言われた人で、若い女性にすごい人気がありましたが、自動車事故で死にました。今で言えば、オザキユカタ?みたいな感じ。当然、赤城圭一郎は年配向けにお話する時のネタです。5
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2011年02月27日 14:52
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