2010年11月15日
福岡市長選 落選した翌日も天神の街頭に・木下敏之さん

高島宗一郎209,532票、現職の吉田宏144,828票、前佐賀市長・無所属新の木下敏之74,228票、共産党推薦の有馬精一21,500票、無所属新の植木とみ子13,277票、同荒木龍昇12,313票、同飯野健二5,445票、同内海昭徳5,410票。
この市長選は、植木とみ子氏が世論調査の結果を見て選挙を棄権するということになり、前代未聞ということで全国的に話題になりました。
そして、一夜明けた今日、今度はすがすがしい話題が読売新聞夕刊に載っていたそうです。知り合いから教えてもらいました。
(15日付け読売新聞・夕刊・福岡版)
福岡で政治活動 木下さん継続へ
落選した前佐賀市長・木下敏之さん(50)は15日朝も福岡市・天神の街頭に立った。木下さんは14日に落選が決まった後、「福岡に骨をうずめる」と政治活動の継続を宣言。「掲げた政策はどの候補にも負けていない。少しでも実行に近づけるよう全力を挙げる」と語った。
「佐賀のもんが何で?」とか言われて苦労されたと思います。しかし、74,000票を獲得したことは次がありそうです。福岡以外の出身者が福岡で活躍できるところが、“九州の福岡”だと思います。確かに木下さんが掲げた政策はしっかりしていました。何だか木下さんを陰ながら応援したくなってきました。
Posted by わくわくなひと at 19:10│Comments(4)
この記事へのコメント
佐賀のもんは「佐賀を捨てるとかい?」と思わないのでしょうか。
Posted by chitty at 2010年11月15日 19:23
そう言う人はいるかもしれません。でも、例えば熊本市出身の人が福岡市長にチャレンジしたとしたら、「熊本を捨てるとかい」と言いますか。素直に応援する熊本市民が多いと思います。それと、今の日本人では生まれたところと今住んでいる町が違う人が多数派のはずです。サイードという人が「アイデンティティというものはひとまとまりの流れつづける潮流であって、固定した場所や安定した対象に結びつけられるものではないという感覚。それはとても実感がある」と言ってました。近代人は、自分の家とは?そのような固定される場所や空間があるのかどうか。アット・ホームとはどういうことなのか。そんな人が多いのではないでしょうか。
Posted by わくわくなひと
at 2010年11月15日 19:37

幸山市長が「次ぎは福岡市長になります」と言われたらどう思うかな。
う~ん 確かに頑張ってくださいとは思うでしょう。
でもでも福岡市民は「福岡のことはわかるとかい?」と思わないのかな。
なんでもかんでも受け入れる風土の福岡市民は「ウェルカム福岡。ありがたや~」と思う人が多いような気もします。
木下さんは敗戦の翌日から「福岡のために…」というパフォーマンスが粋だと思います。
しかし私がもっとも心打たれたのは前・吉田市長の涙ですかね。
男の哀愁に弱いんですよ。。。。。
う~ん 確かに頑張ってくださいとは思うでしょう。
でもでも福岡市民は「福岡のことはわかるとかい?」と思わないのかな。
なんでもかんでも受け入れる風土の福岡市民は「ウェルカム福岡。ありがたや~」と思う人が多いような気もします。
木下さんは敗戦の翌日から「福岡のために…」というパフォーマンスが粋だと思います。
しかし私がもっとも心打たれたのは前・吉田市長の涙ですかね。
男の哀愁に弱いんですよ。。。。。
Posted by chitty at 2010年11月15日 19:53
吉田さんは外交問題など国政による逆風をまともに受けたようですね。ところで、当選した高島さんは大分出身ですよ。博多はおきゃくさん好きと言われるところですし、福岡らしいと思いました。もしろん、コテコテの閉鎖的な人もけっこういると思いますよ。
Posted by わくわくなひと
at 2010年11月16日 13:29

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