2010年10月30日

日本一の読書家・松岡正剛の書棚が冊子に。博多にも請う丸松本舗

 日本一の読書家・松岡正剛の書棚が冊子に。博多にも請う丸松本舗丸善が天神からなくなって半年近くになりますが、丸善と同じ系列の巨大書店・ジュンク堂福岡店に面白い冊子を見つけました。
 松岡正剛「松岡正剛の書棚 松丸本舗の挑戦」中央公論新社(2010年7月20日再版、同7月1日初版)です。A4判よりも小さいけど、分かりませんがB5判よりも大きいような冊子です。132頁に松岡正剛独特の本の話がこれでもかというように書いてあります。
 「丸松本舗」はまだ行ったことはありません。丸善・丸の内本店4階にあり、この本舗のことが図解入りで解説してあります。全体図が書いてあり、以下の内容で構成されています。

■懐本 誰もが知るあの人を懐古 スペシャル蔵書
・「読書の達人」たちと再会できる一連の棚は特別の輝きを放つ。
■造本 松浦康平の意匠 装幀家とブックデザイン
・華麗な本の装いから届くメッセージの豊かさを堪能してほしい。
■本座 人と書物をつなぐブックウェア・ポータルサイト
・松岡正剛がプロデュースするインターネット上に広がった電子共読空間が本棚で運動する。
■本殿 松岡正剛 千夜千冊の世界
・松岡正剛の読書世界がいよいよ書棚に開かれた。
■本集 本が奏でるseason テーマ特集棚
・季節がめぐるように入れ替わる特集棚。
■橋本 書棚が架かる
・見知らぬ本との出逢いに誘う。
■本人 書物と暮らす人々
・日々の読書を多彩に展開する憧れの読書人を棚で紹介。
■本相 セイゴウ発、本の景気動向
・本の市況をセイゴオが一刀両断。
■本架 オリジナル書架とブックエンド
・各界のマイスターやデザイナーとともに、ブックシェルフを開発・提案。

 今度、丸善福岡店は博多駅にできるそうですが、「丸松本舗」もぜひつくってもらいたいと思います。
 ジュンク堂さんやTSUTAYAさんには悪いですが、どちらも書名や作者名などが明確に分かっていないと買いにくい本屋さんです。丸善は自分の思考の文脈にそって本の品揃えがしてありますので、こんな本屋さんも自分には必要です。




Posted by わくわくなひと at 21:20│Comments(0)
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