2010年06月27日
生きる上で直面する正解のない問題を考える本

マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』早川書房です。
今年5月24日現在でのAmazon本のベストセラー第1位。ハーバード大学史上最多の履修者数を誇る明講義の内容を本にしたそうです。NHK教育テレビで4月から毎週日曜18時から1時間「ハーバード白熱教室」として放送されているそうです。
ついに、私も買いました。
私が一番反応したところは、「社会を生きるうえで私たちが直面する、正解のない-にもかかわらず決断をせまられる-問題である。」というところです。
たぶん、この本のテーマになっている内容は、金融危機、経済格差、テロ、戦後補償など大きなものですが、こういった決断をせまられる問題にどう向き合うのかというところに興味があります。
私たちは日常的に、正解のない問題に対して決断を迫られ、何らかの意思決定をしています。
これから読むわけですが、目から鱗のような話や自省させられる内容などがたくさん書いてあると期待しています。
Posted by わくわくなひと at 14:27│Comments(0)
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