2010年05月09日

6月!丸善福岡ビル店が閉店に

 今日、日曜日は久々福ビルの丸善に行きました。
 というのも、ドラッカーの『マネジメント 課題、責任、実践 上』を購入するためです。
 熊本と福岡で開催されているドラッカーの読書会で、来月からの課題図書が上記の本に決まったからです。
 ドラッカーがブームです。丸善でも『もしドラ』をはじめ、いろんなドラッカー関連本が処狭しと並べてあります。すごいですね。ブームとはほとんど関係ないのでしょうが、この読書会には福岡で20名近く、熊本は3名でしたが今月から2名の方が新規に参加されるそうです。
 日々、仕事やマネジメントに携わっていると、ドラッカーの本は本当!拠り所になります。
 そうそう。この福ビルにある丸善が6月中旬に閉店するそうです。非常に気に入ってました。ただベストセラー本を並べるだけでなく、書店の人がいろいろ工夫して我々来店者にいろんな提案をしてくれる店だったと思います。
 ネットや友人、知人、新聞だけでは本の情報は足りません。「え!こんな本があるんだ」とか「うわー絶対読みたい」という本に必ず出会えます。それとドラッカー名著集もそうですが必ず15巻全部が書棚に並んでいる本屋さんなんです。だから、福ビルの丸善に行けば手にとって買おうと思う本を吟味することができるという、私にとっては頼りになる存在でした。しかし、今回が最後の買い物になるかも知れませんね。
 私自身、福ビルから丸善がなくなることになった戦犯の一人かも知れません。けっこう月2万円近く本を買って読んでいますが、今は半分近くはアマゾンから購入しています。はっきり「この本が欲しい」と、情報が比較的はっきりしている時は、つい便利だからネットでの購入をしていました。私のようなものが例えば100人いて、月1万円をネットで買っていたら、福ビルの丸善さんは毎月100万円の減収になってしまいます。
 無責任ですが、勝手に申し訳ない気分になってしまいました。
 後、最後の買い物になるかも知れませんが、以下の本を買いました。

■今野雅方『深く「読む」技術 思考を鍛える文章教室』ちくま学芸文庫(2010年4月10日第1刷)
・自分で読んだつもりになっていても、果たしてどこまで理解できのだろうか?そんなことはありませんか。理解するというのが知識や情報レベルなのか、体験を伴ったものかで、「わかった!」の内容がずいぶん違うような気がします。この本はそんな疑問に応えてくれるかも知れません。
■アレックス・S・ジョーンズ『新聞が消える ジャーナリズムは生き残れるか』朝日新聞出版(2010年4月30日第1刷)
・私自身サラリーマン時代は新聞の関連会社にいまして、会社を辞める前の数年間は、今のような未来が予想されるデータを集めたり、ちんけなレポートを書いたりしていました。ということもあり、早く読みたいですね。
■佐々木俊尚『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』ディスカバー携書(2010年4月15日第1刷)
・2011年、新聞・テレビ消滅?では、本はどうなる?上の本と近い問題を扱った本だと思います。本はどうなり、書店はどうなる。そして我々の生活やショッピングはどうなるのでしょうか。
6月!丸善福岡ビル店が閉店に



Posted by わくわくなひと at 19:36│Comments(0)
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