2010年03月22日

高校野球の女子マネジャーがドラッカーの・・・

 岩崎夏海『もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』ダイヤモンド社(2009年12月3日第1刷、2010年1月22日第4刷)。
 昨年の12月前後から私の周りで話題になっていた本です。東京の書店では今でもベストセラーにランクインしています。女子高生の漫画が表紙に描かれていて、おじさんには買いにくい本ですが、同僚から借りてついに読んでしまいました。
 この本を読んで最初にとった行動は、自宅の本棚の隅でほこりをかぶっていた『マネジメント』を取りだしたことです。『マネジメント【エッセンシャル版】』は、私がまだサラリーマンだったころ、まだ新米管理職だったころに買い、パラッパラッと読んでいました。2001年12月13日発行の初版です。蛍光ペンで今では引かないようなところにも線を引いています。
 『もし高校野球の・・・』を読んで再び読みたくなりました。今では正真正銘のマネジャーになっていますが、ドラッカーの『マネジメント』に書いてあることが血肉になっていないことを実感したからです。本に出てくる女子マネジャーのようにぼろぼろになるまで何度も読むのが、この『マネジメント』の読み方だと思うからです。
 女子マネジャーは、本当に強い意志と行動力を持った人です。周りの登場人物たちもすごい。心のどこかから「そんな人間いるわけないやん?」という声が聞こえてきます。しかし、組織をあずかる者はそれだけの責任を負っているわけですから、そんな言い訳は通用しません。
 『マネジメント』に書いてあること、人の話をどれだけ理解し実践できるかが問われているわけです。引退するまでは逃げられません。
 今度はドラッカーの『マネジメント』を読み直します。
高校野球の女子マネジャーがドラッカーの・・・



Posted by わくわくなひと at 14:01│Comments(0)
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