2009年12月15日
Newspapers face grave times
「MAINICHI WEEKLY」を高校生の娘が購読している。
購読していると言っても、封さえも開けない。お金を出している私としてはもったいないので、たまに読む?ことにしている。
高校生から大学生を対象とした英字紙なので、文章は平易。ちょっと難しい単語やイディオムには訳が付いている。だから、私のような者でも読むことができる。
しかし、高校生が、毎週、この英字紙を習慣的に読んでいたら、私立文系の有名私大は軽くクリアできる英語力が付くことだろう。
私がこの英字紙を読む目的は、日本であまり手に入らない情報や外国人の視点である。いつも読みたいと思う記事があるわけではないが、12月12日付けの紙面には、「Newspapers face grave times」という見出しに飛びついてしまった。
ロンドンの新聞業界では廃刊が相次いだり、社員の首切りが行われているという。しかも購読料が必要な新聞だけでなく、フリーペーパーの廃刊も相次いでいるそうだ。これは日本の新聞業界にとって衝撃的な情報ではなかろうか。
新聞社の経営層は、不況や広告の不振が原因となげいているそうである。日本の新聞業界でも聞いた話である。
だが、David Hulmesというジャーナリストは、それだけではないと分析している。つまり、新聞社はネットやホームページ、電子出版などに相当投資をしているにもかかわらず、読者がそういうサービスに一銭も払ってくれないことが大きな要因と指摘する。
日本の新聞社もウェブサイトをいかにして有料化するか苦心しているに違いない。しかし、これまたショッキングな調査結果が示されていた。
Most surveys suggest 90 percent of readers will not pay to use a newspaper’s Web site.
テレビが家庭に普及していった時、新聞はラジオ・テレビ面を最終面に持っていって生き残りに成功した。インターネット全盛の時代となった昨今、新聞業界はラテ面のようなヒット商品を持つに至っていない。ロンドンの事例が示すように、広告料だけで成り立つフリーペーパーも挽回策になりそうにない。
お金を払ってでも手に入れたい価値ある情報とは、どのようなものだろうか?

購読していると言っても、封さえも開けない。お金を出している私としてはもったいないので、たまに読む?ことにしている。
高校生から大学生を対象とした英字紙なので、文章は平易。ちょっと難しい単語やイディオムには訳が付いている。だから、私のような者でも読むことができる。
しかし、高校生が、毎週、この英字紙を習慣的に読んでいたら、私立文系の有名私大は軽くクリアできる英語力が付くことだろう。
私がこの英字紙を読む目的は、日本であまり手に入らない情報や外国人の視点である。いつも読みたいと思う記事があるわけではないが、12月12日付けの紙面には、「Newspapers face grave times」という見出しに飛びついてしまった。
ロンドンの新聞業界では廃刊が相次いだり、社員の首切りが行われているという。しかも購読料が必要な新聞だけでなく、フリーペーパーの廃刊も相次いでいるそうだ。これは日本の新聞業界にとって衝撃的な情報ではなかろうか。
新聞社の経営層は、不況や広告の不振が原因となげいているそうである。日本の新聞業界でも聞いた話である。
だが、David Hulmesというジャーナリストは、それだけではないと分析している。つまり、新聞社はネットやホームページ、電子出版などに相当投資をしているにもかかわらず、読者がそういうサービスに一銭も払ってくれないことが大きな要因と指摘する。
日本の新聞社もウェブサイトをいかにして有料化するか苦心しているに違いない。しかし、これまたショッキングな調査結果が示されていた。
Most surveys suggest 90 percent of readers will not pay to use a newspaper’s Web site.
テレビが家庭に普及していった時、新聞はラジオ・テレビ面を最終面に持っていって生き残りに成功した。インターネット全盛の時代となった昨今、新聞業界はラテ面のようなヒット商品を持つに至っていない。ロンドンの事例が示すように、広告料だけで成り立つフリーペーパーも挽回策になりそうにない。
お金を払ってでも手に入れたい価値ある情報とは、どのようなものだろうか?

Posted by わくわくなひと at 10:24│Comments(0)