そうだ!ラジオを持っていないことに気づいた。
1日付け西日本新聞「モニターの紙面評価」に、ニック・サーズさんの「FM局問題 掘り下げて」という記事が載っていた。
北部九州で多言語放送を行う第三セクターのラジオ局「九州国際エフエム」(Love FM、福岡市)が経営難で事業譲渡を検討。西鉄が事業を引き受ける方向であることについての提案が書かれていた。
そう言われてみれば、最近、ラジオを聞いていないことに改めて気づいた。そして、自分がラブエフエムのファンであることも。
ラジオは車を運転している時しか聞かない。福岡市内は公共交通が発達しており、自家用車の必要性はほとんどない。熊本ではたまに車に乗るが、福岡のライフスタイルが身についてきたこともあり、けっこう路面電車やバス、徒歩が増えている。
「あれ!日焼けしてますね」と熊本で聞かれたことがあり、改めて、自分がごく普通の熊本の人より、日光にさらされていることにも気づいた。確かに、ドアtoドアで車を利用する人たちは、夏だからと言って日焼けはしない。
福岡から大牟田までは西鉄電車。熊本から大牟田まではほとんどJRを使う。それでも、たまに車を使うことがある。そんな時、長洲から荒尾付近になると、ダイヤル76.1(ナイティシックス ポイント ワン ラブ エフエム)に合わせる。すると、アメリカでドライブしている時のような英語のDJの声が聞こえてくる。選曲も自分好みだし、気分もよくなる。若い頃、東京で一日中、FENを聞いていた過ごしたことを思い出す。
熊本の車の中では、ゆっくりとしたトーンのNHK。福岡ではLove FMを聞こうと思ったが、ラジオを持っていないことに気づいた。今度、電気屋に行って安くて高性能のラジオを買い、事務所に置いておくことにしよう。