市長選挙 福岡市激戦!熊本市ほぼ無風か?
西日本新聞を見ていると、11月14日投開票の福岡市長選が賑わってきましたね。
現職の吉田宏市長(53)は民主党が推薦。自民党は九州朝日放送(KBC)アナウンサーの高島宗一郎氏の擁立を決めたそうです。高島氏は何と35歳で大分市出身です。元佐賀市長の木下敏之氏(50)も出馬する意向であり、前市教育長の植木とみ子氏ほか2人も立候補。計6人が立候補する見通しだそうです。
二大政党の一騎打ち。それに元佐賀市長や市の教育長も出馬するなど、何か成長する都市のエネルギーを感じてしまいます。
熊本市長選挙も確か11月ですよね。
幸山市長は合併を成功させ政令市を確実なものするなど実績十分でほぼ無風選挙となりそうです。
個人的には幸山市長支持派の私ですが、幸山市長が余りにも強すぎるのか、それとも福岡のように、明日のまちづくりについての議論が盛り上がらないのか、どちらが大きな要因なんでしょうか。後者の要因ではないことを願います。
ところで、いろんな将来推計人口による予測を見ると、
熊本市の人口は今年(2010年)あたりがピークで、これから人口減少社会に突入してしまいます。
これに対し福岡市の人口のピークは2025年(平成37年)ごろの150万人前後とされています。
人口のピークを今年迎えそうなのは、仙台市、名古屋市、神戸市、広島市などの大都市もそうです。千葉市と横浜市が2020年ごろのピークで、福岡市と同じく2025年まで人口が増えていく大都市は川崎市くらいしかありません。
成長信仰が通用するのは九州では福岡市及びその都市圏くらいです。
熊本市のまちづくりには違った価値観と視点が必要だと思いました。