コンテナ戦略港湾に北部九州落選。大和VS新羅・筑紫国連合?
先週でしたか重点港湾に熊本港と大牟田の三池港が選ばれませんでした。
4日付け西日本新聞福岡ワイド面に
、「われわれの主張に耳を貸さない一方的な決定。地域主権改革の後退だ」(古賀道夫大牟田市長)、「極めて遺憾。三池港整備は炭鉱の閉山対策として、国直轄で行われてきた。(国は)その認識を欠いている。県南部、熊本県の地域拠点港湾は三池港だ」(麻生渡福桶県知事)に怒りが掲載されました。
今度はもっと大きな港の話です。
国際的なハブ(拠点)港を目指して整備費を国が重点配分する「国際コンテナ戦略港湾」に、応募4港湾から京浜港(東京港・川崎港・横浜港)と阪神港(神戸港・大阪港)が選ばれ、北部九州港湾(博多港・北九州港)は漏れてしまったそうです(8月7日西日本新聞)。
選ばれた2港は韓国・釜山など急伸するアジアの主要港湾に対抗するため、超大型船に対応する水深18メートル級のコンテナ岸壁などを整備する方針ということです。
釜山に仕事で行った人から聞いた話ですが、釜山の港は、博多港など足もとにも及ばないほどのどえらい規模だそうです。熊本港、三池港、八代港の国際貨物船のルートは、釜山経由ですよね。
東京や大阪などの大和国と新羅・筑紫国連合との綱引きのようなイメージを持ってしまいました。