北方謙三「望郷の道」ブームか?佐賀市で展覧会

わくわくなひと

2010年07月31日 19:14

 メーリングリストで北方謙三『望郷の道』が話題になっています。
 日経新聞連載時から反響があった小説で、北方謙三が曾祖父母をモデルに、自らのルーツを辿った長編小説です。
 北方氏の先祖は、佐賀の製菓王(新高製菓)だったらしく、佐賀市立図書館で、小説に合わせて、新高製菓の貴重な写真、小説の舞台となった富士町の懐かしい写真、台湾の古地図などが来年3月まで展示されているということです。
 メーリングリストで「実に良い小説でした」と複数の人が書いており、読みたくなり、ついジュンク堂書店で買い求めてしまいました。
 そう言えば、佐賀はキャラメル王国ですよね。森永製菓、江崎グリコ、新高製菓と、3つのキャラメルの発祥の地なんですよね。

 展示内容は、「製菓王 森平太郎の生涯」「望郷の道」方言秘話、「キャラメル王国、佐賀」、「北方謙三氏からのメッセージ」、新高製菓著「菓子店経営の繁盛秘訣」など盛りだくさん。

 今度、佐賀に行った時、立ち寄るか、長崎に行った時に途中下車するかして、展覧会にも行きたいですね。