アニメ監督・宮崎駿「iPad批判」
またまた私が参加しているメーリングリストねたです。
「千と千尋」でアカデミー賞を受けたこともあるアニメーション監督・
宮崎駿さんが歯に衣着せない「iPad批判」をして物議を醸しているそうです。
宮崎さんは雑誌のインタビューで
「iPadに何の関心も感動も持てない。人がそれを触っている様は気色悪いだけで嫌悪すら感じる。」「その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね」「本当に大切なものは、iナントカじゃ手に入らないんです」と言いたか放題らしいです。
私もまだiPadは買っていませんが、持っている人の得意げな顔つきに少し気持ち悪さを覚えていることは事実です。年取ったかなぁ!
アニメの大御所・宮崎さんもですが、文壇?ジャーナリスト?の大御所・
柳田邦夫さんも『壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別』新潮文庫で、最近の構造的で巨大な人々の変化を批判しています。
大御所にも危機感を抱かせるほど、ネットによる人々の意識と行動の変化が凄まじいということかも知れません。
日本は少子高齢化という人口構造の巨大な変化に、ネットがもたらすライフスタイルや消費者行動の変化の波にさらされています。熊本では、これに九州新幹線全通というファクターがもう一つ加わります。
明日は今日の延長ではないという恐怖感!それが現実のものとなってきました。
戦後、先輩たちが築いてきた既得権益を含む社会構造や上下関係が大きく変化しそうな予感がしています。