Discover携書は直取引の書店しか置いていない!

わくわくなひと

2010年07月10日 15:43

 東京・品川の「品川イーストワンタワー」に用事で行ってきました。
 品川駅から回廊で結ばれている30階?建てくらいの今風の高層ビルです。
 このビルの2階に「あおい書店」という本屋さんがあります。
 店の広さは、熊本で言えば「まるぶん」さんくらいか?福岡の新天町周辺にいくつかある本屋さんよりも大きいスペースです。
 この本屋さんで「え!そうなんだ」と、思うことがありました。
 佐々木俊尚さんの『電子書籍の衝撃』をちょうど読んでいる最中でしたので、特に目が止まりました。
 『電子書籍の衝撃』は置いてないけど、同じ佐々木さんが書いた『2011年新聞・テレビの消滅』文春新書はあります!みたいなPOPが貼ってありました。
 熊日新聞か何かのベストセラーランキングで、東京のある書店のトップ10の中に『電子書籍の衝撃』は入っていたことを記憶しています。
 なぜ、こんな比較的大きな書店に『電子書籍の衝撃』が置いてないのか?調べてみたくなりました。
 すると、ディスカバー21の本は直取引する本屋さんしか仕入れられないらしいということが分かりました。つまり、取次(本の卸会社)を経て本を品揃えしている本屋さんには、Discover携書は置いてないということでしょうか。
 あおい書店さんは、東京や愛知県を中心に全国展開している本屋さんです。福岡市内にもあります。そんな大きな書店チェーンにも置いてない本らしいということが分かりました。
 そう言えば、『電子書籍の衝撃』は天神の丸善で買いました。熊本の書店でも置いてあるところは限られているのでしょうね。
 それで、佐々木さんの本があまりにも面白かったので、POPにつられて、ほぼ同じコンテキストの二冊購入しました。

■佐々木俊尚『2011年 新聞・テレビの消滅』文春新書(2010年4月20日第8刷、2009年7月20日第1刷)・・・(帯)ビジネスモデルは崩壊した 米国ではNYタイムズでさえ倒産寸前。同じことが日本でも必ず起きる
・帰りの飛行機で途中居眠りしながら80頁読んでます。
■上杉隆『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』小学館(2010年4月6日初版第一刷)・・・(帯)官僚に操られる新聞・テレビは死んだ!国民から知る権利を奪う「記者クラブ問題」とは何か?