『もしドラ』90万部突破!仕掛けもすごい!

わくわくなひと

2010年07月08日 09:32

 先日、私の娘が『もしドラ』を読みたいという話を書きました。
 どいやら娘が特に変わっているというわけではなく、本当に高校生の間でも読む人が増えているような情報を見つけました。
 今日、8日付け西日本新聞2面に、『もしドラ』の半5段広告が載っていました。
 版元はダイヤモンド社というビジネス系の本や雑誌の大手ですが、実に、いろんな仕掛けをやってます。

■電子書籍化
・ダイヤモンド社iPhone版電子書籍
・App Storeブックカテゴリで、発売1カ月間首位独走
・iPhone/iPod touch 版もApp Storeで発売中

■twitter
・「もしドラ」公式twitterアカウント @moshidora ハッシュタグ#moshidora

■「もしドラ」公式ウェブサイト http://moshidora.jp

■「もしドラ」夏の読書感想文コンテスト
・社会人の部、大学生の部、高校生以下の部
・グランプリは社会人の部・ドラッカー塾「ペア」受講資格、大学生の部・JTB旅行券20万円分、高校生以下の部・IGNIO電動ハイブリッド自転車
・優秀賞は部門を問わず5名・iTunes Card 5000円分

■ダイヤモンド社のビジネスWEBマガジン http://diamond.jp
・すべて無料!野口悠紀夫、山崎元、上杉隆・・・他、強力執筆陣の連載、週間ダイヤモンドの記事など毎月300本の記事掲載

 この本自体が萌え系とドラッカーという一見異質なものを結びつけた実験的な試みですが、電子書籍、twitter 、読書感想文コンテストなど、ダイヤモンド社がいろんな実験をしているような感じです。
 高校生の娘とオヤジが同じコンテンツが共有できる。これまでにない現象だと思います。あんまり本を読んでこなかった20から30代の社会人が、そのうち慌てることになりそうな予感です。
 これから東京に行きますが、機内で佐々木俊尚『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』を読むことにします。